“旅裝”のいろいろな読み方と例文
新字:旅装
読み方割合
いでたち20.0%
たびじたく20.0%
たびよそほ20.0%
りょさう20.0%
りよさう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると軌道レール沿ふて三にん田舍者ゐなかもの小田原をだはら城下じやうかるといふ旅裝いでたちあかえるのはむすめの、しろえるのは老母らうぼの、からげたこし頑丈ぐわんぢやうらしいのは老父おやぢさんで
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
巨額きよがく金銀貨きんぎんくわ積込つみこみもをはると、わたくし武村兵曹たけむらへいそうとは身輕みがる旅裝たびじたくとゝのへて搖籃ゆれかごなかへと乘込のりこんだ。
云聞せ旅裝たびよそほひは道々調へんとまづ二百兩の金を百兩はお花の胴に附させ殘りの百兩を自分に所持してならばぬ旅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そして旅裝りよさうをした紳士が一人降りてきた。それはしかしロチスター氏ではなかつた。脊の高い、ハイカラな容子をした人で、見たことのない人であつた。