“積込”の読み方と例文
読み方割合
つみこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「急には雇えません。二十四時間以内の積込つみこみですからね。明日あしたになら合うかも知れませんが……みんなモウ……ヘトヘトなんで……」
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その上、漢語ばかりでなく、オランダ語を話す通辞つうじさえいないので、薪水しんすい積込つみこみの応答にさえ困っているということであった。
船医の立場 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
廊下にとも金行灯かなあんどん二尺にしゃく四方もある鉄網てつあみ作りの行灯を何十台も作り、そのほか提灯ちょうちん手燭てしょく、ボンボリ、蝋燭ろうそく等に至るまで一切取揃とりそろえて船に積込つみこんだその趣向は
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)