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紮
ふりがな文庫
“紮”の読み方と例文
読み方
割合
から
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
から
(逆引き)
と身を
屈
(
かゞ
)
めて
透
(
すか
)
して見ますと、
谷間
(
たにま
)
に繁茂致して
居
(
お
)
る樹木にからんで居ます藤蔓は、井戸綱ぐらいもある太い奴が幾つも八重になって
紮
(
から
)
んで居ます
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と云ううちに浅黄色の垂幕を
紮
(
から
)
げて出て来た。生々しい青大将色の琉球
飛白
(
がすり
)
を素肌に着て、洗い髪の
櫛巻
(
くしまき
)
に、女たちと同じ麻裏の
上草履
(
うわぞうり
)
を
穿
(
は
)
いている。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
やがて、夜が明け放れた時、お兼は
新庄
(
しんじょ
)
の山の頂を越えた、その時は、裾を
紮
(
から
)
げ、荷を担ぎ、蝙蝠傘をさして、木賃宿から出たらしい貧しげな旅の客。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紮(から)の例文をもっと
(6作品)
見る
紮
漢検1級
部首:⽷
11画
“紮”を含む語句
結紮点
駐紮
“紮”のふりがなが多い著者
外村繁
鈴木三重吉
三遊亭円朝
夢野久作
泉鏡花