“千古”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんこ83.3%
ちふる16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番目ばんめには露國文豪ろこくぶんがうトルストイはく傑作けつさく千古せんこゆき」とふのと、バンカラ喜劇きげき小辰こたつ大一座おほいちざふのが、赤地あかぢしろいてあつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
千古せんこの雪の下の神秘を探るという事は、人間に許されない事ではなかろうか。又、二川は神秘の扉を開いて、そこに何を見出そうとするのだろうか。
大江の家は大江音人おとんど以来、儒道文学の大宗たいそうとして、音人の子玉淵、千里、春潭はるふち千古ちふる、皆詩歌を善くし、千里は和歌をも善くし、小倉百人一首で人の知っているものである。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)