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千古
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せんこ
ふりがな文庫
“
千古
(
せんこ
)” の例文
三
番目
(
ばんめ
)
には
露國文豪
(
ろこくぶんがう
)
トルストイ
伯
(
はく
)
傑作
(
けつさく
)
「
千古
(
せんこ
)
の
雪
(
ゆき
)
」と
云
(
い
)
ふのと、バンカラ
喜劇
(
きげき
)
小辰
(
こたつ
)
大一座
(
おほいちざ
)
と
云
(
い
)
ふのが、
赤地
(
あかぢ
)
に
白
(
しろ
)
で
染
(
そ
)
め
拔
(
ぬ
)
いてあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
千古
(
せんこ
)
の雪の下の神秘を探るという事は、人間に許されない事ではなかろうか。又、二川は神秘の扉を開いて、そこに何を見出そうとするのだろうか。
黄鳥の嘆き:——二川家殺人事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
富士は
千古
(
せんこ
)
のすがた、男の子の清い
魂
(
たましい
)
のすがた、
大和撫子
(
やまとなでしこ
)
の
乙女
(
おとめ
)
のすがた。——日本を
象徴
(
しょうちょう
)
した天地に一つの
誇
(
ほこ
)
り。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
谷に沿うたところには
椹
(
さわら
)
が多くございますが、奥へ行くと
檜
(
ひのき
)
が多いのでございます、
千古
(
せんこ
)
斧斤
(
ふきん
)
を入れぬ檜林が方何十里というもの続いているところは、恐ろしいほどの壮観でございます。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
燦然
(
さんぜん
)
と
千古
(
せんこ
)
に光る東洋文学の
巨篇
(
きょへん
)
源氏物語の価値は今さら説く必要もない。
『新新訳源氏物語』あとがき
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“千古”で始まる語句
千古不磨