“送別”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうべつ66.7%
さうべつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奈美子(なみこ)は白(しろ)い布(きれ)で頭(あたま)をくる/\捲(ま)いて、寂(さび)しい彼(かれ)の送別(そうべつ)の席(せき)につれ出(だ)されて、別室(べつしつ)に待(ま)たされてゐたことなぞも、仲間(なかま)の話柄(わへい)に残(のこ)された。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
いろ/\の厚(あつ)き待遇(もてなし)を受(う)けた後(のち)、夜(よる)の八時(じ)頃(ごろ)になると、當家(たうけ)の番頭(ばんとう)手代(てだい)をはじめ下婢(かひ)下僕(げぼく)に至(いた)るまで、一同(いちどう)が集(あつま)つて送別(そうべつ)の催(もようし)をする相(さう)で、私(わたくし)も招(まね)かれて其(その)席(せき)へ連(つら)なつた。
是(これ)はまた格別(かくべつ)の賑(にぎ)はひ、郡司大尉(ぐんじたいゐ)の壮行(さうかう)をまのあたり見て、子や孫(まご)に語(かた)りて教草(をしへぐさ)にせんと、送別(さうべつ)の外(ほか)の遊人(いうじん)も多くして、帰(かへ)さは筇(つゑ)を此(こゝ)に曳(ひ)きしも少(すくな)からで、また一倍(いちばい)の賑(にぎ)はひはありしならん
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)