“手:て” の例文
“手:て”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明204
泉鏡花63
泉鏡太郎39
楠山正雄21
樋口一葉14
“手:て”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)35.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.8%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
男はマグダの故郷に帰って、立派な紳士になりすましていると同時に、マグダは以太利イタリーで有名なうたになる。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
セルの単衣ひとへしたに襦袢をかさねて、に大きな白い百合ゆりはなを三本ばかりげてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
一々でもりたいほどに氣遣きづかはれる母心はゝごゝろが、いまはしい汚點しみ回想くわいさうによつて
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
える/\、あめなかにちよこなんとすわつてるのがるやうにまどからえるワ。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
氷滑こほりすべりや竹馬たけうまこゞへたをおうち爐邊ろばたにあぶるのもたのしみでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わたくしはそこで対岸たいがんのおしろ最後さいごあがるのをながめたのでございます。
ってをたたきました。とうとういちばんおしまいに金太郎きんたろう土俵どひょうのまん中につっって、
金太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
ロミオとわしのこゝろこゝろむすはせたは神樣かみさまつないだはおまへ
ときあせにぎるやうな亂牌振らんパイぶりられゝば、颯爽さつさうたる一人拂ひとりばら
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
アンドレイ、エヒミチはかへつてれば自分じぶん位置ゐちいまはドクトル、ハヾトフのわたつて
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
非人ひにんて、死者ししやや、あしとらへてあななか引込ひきこんでしまふのだ
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
中は入口近くに三尺四方ほどの囲炉裡いろりがあって、古莚ふるむしろを敷いたところはかぎの一畳半ほどもない。
白峰の麓 (新字新仮名) / 大下藤次郎(著)
アンドレイ、エヒミチはかえってれば自分じぶん位置いちいまはドクトル、ハバトフのわたって
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ほんとうに、ってこうしてながめるというようなことは、幾年いくねんあいだ、いままでになかったのです。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
二人ふたりのうちのとしとったほうが、くろえた、つめのびたくろでふいに
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
二郎じろうは、ドンブリとはしうえから、っていたきゅうりをみずうえとしました。
遠くで鳴る雷 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そうして、たまを にぎった を たかく あげると、みんなが いっしょに ブウー、と サイレンの まねを しました。
秋が きました (新字新仮名) / 小川未明(著)
「べつに、はちをころがしたのでもないな。」と、おじいさんは、らんのはちげていられました。
すずめの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)
やがて、てんでに、ごろの青々あおあおとした、のついているたけったり、ったりしてきました。
真坊と和尚さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
としちゃんは、にぎっていたいしからはなして、そのほういていると、おとこ
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
まさかりおろしたごとく、やがては、巨匠きよしやう名工めいこうの、鑿鏨のみたがねさえ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そして、をつと壁掛かべかけると、いそあしにアトリエのはうつてつた。
画家とセリセリス (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
六本指ろつぽんゆび小指こゆびひだりふたつあると、たやうなうはさをしました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
正面しやうめん黒板こくばん白墨チヨオクにして、何事なにごとをかしるすのです、——勿論もちろん
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
どこから金を見つけて来たかと思うような堂々たる五階建のアパートなどが目の前にスックと立って、を見えなくした。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
猛惡まうあくなるさる本性ほんしやうとして、容易ようゐさない、あだかあざけごと
「あゝ……」と途端とたんに、をんな心附こゝろづいたらしく、手紙てがみけて、
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……憂慮きづかひさに、——懷中ふところで、確乎しつかりけてただけに、御覽ごらんなさい。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
きながら、出入ではひりも出來できぬとあつては、畫師ゑかき不自由ふじいうなものぢやが、なう。
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かく神様かみさまんなききわけのないわたくし処置しょちにはほとほとおかれたらしく
さを鹿しか入野いりぬのすすき初尾花はつをばないづれのときいもまかむ 〔巻十・二二七七〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
って、名残なごりしそうにかえっていきました。金太郎きんたろうはおかあさんのまえをついて、
金太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
マーキュ いかにも。それ、その日時計ひどけい淫亂すけべい午過ひるすぎしるしとゞいてゐるわさ。
火鉢ひばちまへでもさぬ、ぬうとした親仁おやぢ女房にようばうはう愛嬌あいけうのある
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
生温なまぬるきかぜのごとほねもなきうごく——そのそら鏽銀しやうぎんかねはかかれり。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
『しかしわたくし早晩そうばんれようとおもいますのは、なんだかっておいでになりますか。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
……ぜんうちにゐてまはりをはたらいてくれた淺草あさくさ婿むこ裁縫屋したてやなどは
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
たのむはわか船頭衆せんどうしうとて、さみしくをはなちたまひしが、姿すがたへだたりて
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そして、小太郎こたろうしたから、おかねをひったくるようにうばるのでありました。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「じゃ、あなたは、けているのがよろしいのですか、それならうちにありますが。」と、おとこはいいました。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
や、あしや、かおはいっそうふかくなって、そして、見違みちがえるほどにやつれていたからです。
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、ちいさなで、棒切ぼうきれでもってなかから、そのひかいししました。
はてしなき世界 (新字新仮名) / 小川未明(著)
正二しょうじがものおきから、すきをしてくると、あにはつばきのしたあなりました。
兄と魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、あちらから、きみさんが、一まいのはがきをって、おもてほうから、かけてきました。
さか立ち小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、おもわず、二人ふたりは、をたたいて、ねずみのために、成功せいこうしゅくしたのであります。
ねずみの冒険 (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたしの仕事しごとというのは毎日まいにち親方おやかたいて、あのまちかどのところへくることでした。
はたらく二少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、きまりました。みんなは きょうの しゅくんしゃ しょうちゃんを いわって、を パチパチと たたきました。
はつゆめ (新字新仮名) / 小川未明(著)
二人ふたりは、かお見合みあったが、おまわりさんがげてまねくので、そのまえへいきました。
はととりんご (新字新仮名) / 小川未明(著)
「まあおそろしい。ぬぐいにどくがついていたのですね。」と、おかあさんは、ためいきをなさいました。
夕雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あとから、やさしいわか女房にょうぼうが、ぬぐいをあたまにかぶって、わらじをはいてついてきました。
赤いガラスの宮殿 (新字新仮名) / 小川未明(著)
不思議ふしぎふえだ。」と、かれは、っているおじいさんからもらったふえをながめたのです。
赤い船のお客 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、あのバイオリンが、はたして、自分じぶんにもどってくるか、どうかということは、まったくわかりませんでした。
海のかなた (新字新仮名) / 小川未明(著)
最近さいきん二三年にさんねんあひだおいては此方面このほうめんにも次第しだいびて
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
つめたくて、がすべったのですもの、しかたがないわ。」と、おねえさんは、かえって、ぷりぷりしていました。
北風にたこは上がる (新字新仮名) / 小川未明(著)
げるぞ六三ろくさやしき立退たちのいてれ、れもあくまで可愛かあゆ其方そち
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
もあれ兩親れうしんそだてられまするに、つまらぬことおもよりまして
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なにとかしけん横町よこてうかどにて巡査じゆんさをばふりはなして一目散もくさんげぬ。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
華族くわぞく姫樣ひいさまづからのおしやく、かたじけなく御受おうけなされとて波々なみ/\とつぐに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さかおとしのいけ借金しやくきんはりやまひのぼすもものときくに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
友仙いうぜんおびぢりめんのおびあげも人手ひとでりずにばしこくめたる姿すがた
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
婿むこさんが葡萄酒ぶだうしゆをおはかんなさるあひだに、ほつそりしたを、うね、ほゝへつけて
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
はら/\とほたるつて、うつし、指環ゆびわうつし、むね乳房ちぶさすかして
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
かみ御手みてつばさひろげて、そのひざそのそのかたそのはぎ
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ビールだるのやうなはらてゝ、物凄ものすごまなこ水夫すゐふどもにらけると
うまかほはすところで、無論むろん少年せうねんにはあま畫題ぐわだいであるのを
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
砂糖さたうきたとき與吉よきちそのべとついたをおふくろくちのあたりへした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しな二匹にひきをつけてはしきながらふところねむつて與吉よきちのぞいて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
莞爾につこりわらつて両方りやうはうから左右さいうでおうやうにわたし天窓あたまでゝつた
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「へーい。」とやつこが、つゝんだつゝみを、ひよいとをんなわたしながら、引込ひつこめず
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
味噌藏みそぐらわき土藏どざうまへつておほきなかぎにしてひととが
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
社會的しやくわいてき觀察くわんさつすれば、よめにもらひのない女文士をんなぶんし救濟家きうさいか
さうものうづめてある、もしのぞがあるならば、どれでもやすうりわたしたい
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
をんな市女笠いちめがさいだまま、わたしにをとられながら、やぶおくへはひつてました。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
結構けつこうかほりのするあツたかはななかへ、やはらかにつゝまれて、あしこし
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
トはつとはなすと同時どうじに、をんな黒髪くろかみ頬摺ほゝずれにづるりとちて、前伏まへぶし
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
——持主もちぬしくなると、かへつてそんなものが、きてたやうにおもはれて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
祖父そふはひげをそっていたが、そのをやすめて、しゃぼんだらけな顔をつきし、彼の方をながめていった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
一人いちにんづいと行逢ゆきあひ、そでいて、ながいふし、くつどのがを、ひしとにぎつて、
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
くさがくれのともに、月見草つきみさういた、苫掛船とまかけぶねが、ついとゞくばかりのところ
十和田の夏霧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
侍女こしもとたちは、きんや、ぎんって、一つずつうみなかみました。
赤い姫と黒い皇子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あるかがやかしいのことです。父親ちちおやは、子供こどもきながらみちあるいていました。
幾年もたった後 (新字新仮名) / 小川未明(著)
まったく、わたしには、もてあましているのです。あなたさえよろしければ、いつでもえてさしあげますよ。
駄馬と百姓 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、近傍きんぼうのいい医者いしゃ幾人いくにんんでみせたり、いろいろとをつくしてくれました。
村の兄弟 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、子供こどもは、垣根かきねそとからばしてもまどうちへはとどかなかったのです。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、相手あいておとこは、にいいのをちながら、なかなかそのいいのをそうとしませんでした。
丘の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おとうとのほうが、にぎっていたぜにとしたとみえて、あわてて、あたりをさがしはじめました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
「これは、のつけようのない低能児ていのうじだな。」と、教師きょうしは、くちうちでつぶやきました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
「だめ? じゃ、ちょっとぼくせておくれよ。」と、りょうちゃんは、ちいさいしました。
小さな弟、良ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
大将尊氏の胸にあるものは、そのからの敵軍を、不意に、真上まうえからち下ろすにあったにちがいない。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かえって、なにかうったえるようなつきをして、にはかきのとまたたびのつるをにぎっていました。
深山の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いしからあしはずすと、谷底たにそこ墜落ついらくして、ひだりりました。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
奇貨きくわおくべしと竹馬たけうま製造せいざうはじめに、植木うゑき講譯かうしやく、いくさ物語ものがたり
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
下人は、太刀をさやにおさめて、その太刀の柄をひだりでおさへながら、冷然として、この話を聞いてゐた。
羅生門 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
この六七人の男はあがぐちと奥へ通ずる三尺の廊下ろうか口を残して、行儀よくかぎに並んでいた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
堪えず精神に重苦しいあつさを感ずるので、屡団扇うちはにして、かぜえりからあたまおくつてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
廊下をずっと突き当ると、かぎに廻ったところに物置と背中合せに湯殿がある、それは女たちの入る湯殿である。
北原も、ちょっとあいに、それを取り上げて見ると、北斎の挿絵が、キビキビと胸に迫るもののあるのを覚える。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
はじめは臆病おくびやう障子しやうじけなかつたのが、いま薄氣味惡うすきみわるくなつてこまぬいて
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「どうもいいちゃがまをれたとおもったら、とんだものをしょいんだ。どうしたものだろう。」
文福茶がま (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
太子たいしはそれをおきになって、たいそうおなげきになり、あつくほうむっておやりになりました。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)