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枝折戸
ふりがな文庫
“枝折戸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しおりど
80.7%
しをりど
19.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しおりど
(逆引き)
肩
(
かた
)
を
掴
(
つか
)
んで、ぐいと
引
(
ひ
)
っ
張
(
ぱ
)
った。その
手
(
て
)
で、
顔
(
かお
)
を
逆
(
さか
)
さに
撫
(
な
)
でた八五
郎
(
ろう
)
は、もう一
度
(
ど
)
帯
(
おび
)
を
把
(
と
)
って、
藤吉
(
とうきち
)
を
枝折戸
(
しおりど
)
の
内
(
うち
)
へ
引
(
ひ
)
きずり
込
(
こ
)
んだ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「表の戸締りが開いていたのだ。かんぬきがかかっていなかったのだ、そして、そこから、庭へ通ずる
枝折戸
(
しおりど
)
には錠前がないのだ」
疑惑
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
枝折戸(しおりど)の例文をもっと
(46作品)
見る
しをりど
(逆引き)
夜業
(
やげう
)
の筆を
擱
(
さしお
)
き、
枝折戸
(
しをりど
)
開
(
あ
)
けて、十五六
歩
(
ぽ
)
邸内
(
ていない
)
を行けば、栗の
大木
(
たいぼく
)
真黒
(
まつくろ
)
に茂る
辺
(
ほとり
)
に
出
(
い
)
でぬ。
其
(
その
)
蔭
(
かげ
)
に
潜
(
ひそ
)
める井戸あり。
涼気
(
れうき
)
水
(
みづ
)
の如く
闇中
(
あんちう
)
に
浮動
(
ふどう
)
す。
虫声
(
ちうせい
)
※々
(
じゞ
)
。
良夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
よく通る男の子の聲、顏を擧げると、
枝折戸
(
しをりど
)
を押しあけて、十二三の小僧が顏を出して居ります。宗之助といふ十三になつたばかりの、非凡の惡戯者です。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
枝折戸(しをりど)の例文をもっと
(11作品)
見る
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“枝折”で始まる語句
枝折
枝折門
枝折形
検索の候補
柴折戸
枝折
折戸
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折枝
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枝折形
片枝折
入折戸
技折戸
“枝折戸”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
嘉村礒多
下村湖人
木下尚江
三上於菟吉
泉鏡花
江戸川乱歩
蒲原有明
林不忘
国枝史郎