トップ
>
片折戸
ふりがな文庫
“片折戸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたおりど
50.0%
かたをりど
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたおりど
(逆引き)
「そうかのう、実は、うそかまことか、嵯峨のあたりに
片折戸
(
かたおりど
)
した家にしのびかくれているという話なのじゃ、主人の名はわからぬが、そなた一つ尋ね探しては来てくれぬか?」
現代語訳 平家物語:06 第六巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
音無川
(
おとなしがわ
)
を——
現今
(
いま
)
では汚れた溝川になっているが——前にした、静かな往来にむかって、百姓
家
(
や
)
の角に、竹で網んだ
片折戸
(
かたおりど
)
をもった、粗末ではあるが
閑寂
(
かんじゃく
)
な小屋に、湯川氏のおばあさんが
旧聞日本橋:12 チンコッきり
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
片折戸(かたおりど)の例文をもっと
(2作品)
見る
かたをりど
(逆引き)
押
(
を
)
せば
開
(
ひ
)
らく
片折戸
(
かたをりど
)
に
香月
(
かうづき
)
そのと
女名
(
をんなヽ
)
まへの
表札
(
ひようさつ
)
かけて
折々
(
をり/\
)
もるヽ
琴
(
こと
)
のしのび
音
(
ね
)
、
軒端
(
のきば
)
の
梅
(
うめ
)
に
鶯
(
うぐひす
)
はづかしき
美音
(
びおん
)
をば
春
(
はる
)
の
月夜
(
つきよ
)
のおぼろげに
聞
(
き
)
くばかり
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
片折戸
(
かたをりど
)
を
靜
(
しづ
)
かに
音
(
おと
)
なふは
聞
(
きゝ
)
なれし
聲音
(
こはね
)
なり、いと
子
(
こ
)
厨
(
くりや
)
のかたに
聲
(
こゑ
)
をかけて、
玉
(
たま
)
よ
雪三
(
せつざう
)
が
參
(
まゐ
)
りたりと
覺
(
おぼゆ
)
るに、
燈火
(
ともしび
)
とくと
命令
(
いひつけ
)
ながら、ツト
立
(
たち
)
て
門
(
かど
)
の
方
(
かた
)
うち
見
(
み
)
やりしが、
闇
(
やみ
)
にもしるき
白
(
しろ
)
き
手
(
て
)
を
擧
(
あ
)
げて
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
片折戸(かたをりど)の例文をもっと
(2作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“片折”で始まる語句
片折
検索の候補
枝折戸
柴折戸
折戸
入折戸
技折戸
杖折戸
紫折戸
折片
片折
片枝折
“片折戸”のふりがなが多い著者
作者不詳
樋口一葉
長谷川時雨