“人:ひと” の例文
“人:ひと”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明225
泉鏡花62
泉鏡太郎34
吉川英治14
樋口一葉12
“人:ひと”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)40.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行3.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「このかねがなしになると、これから報恩講ほうおんこうのときなんかに、ひとあつめるのにこまるわなア。」
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
人をつたものゝ受くるばつは、られたひとにくからる血潮であるとかたしんじてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
伯父さんの先生の畜生ちくしょう、自分からが其気で居ると見えて、或時ひとむかってうちの書生がといっていた。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ひとありて、もし「イヤ不思議ふしぎつね、日本につぽん不思議ふしぎだよ、うも。」とかたらむか
神楽坂七不思議 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ひと天窓あたまでゝやつたものを、業畜がふちく悪巫山戯わるふざけをして、キツ/\といて
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あのお前達まへたち伯父おぢさんが、とうさんには一番いちばん年長うへにいさんにあたひとです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
いかにそち浮氣うはきであらうと、きこえた堅實かたぎひとなんとすることも出來できまい。
けっして何等なんらがいをもくわえぬとうことをまちひとられているため
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
かけひみづくるとて、嫁菜よめなくきひとみつゝ、やさしきひとこゝろかな
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あるのこと、そのひとは、川魚かわうおべたいから、ってきてくれと、下男げなんにいいつけました。
北の国のはなし (新字新仮名) / 小川未明(著)
「こんなひとが、わたしをつれていったら、わたしは、幸福こうふくだろう。」と、アネモネはおもったのです。
花と人の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「そんなら、このお子供こどもさんは、あなたのおさんですかい。」と、おじいさんはおんなひとにききました。
雪の上のおじいさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのときには、不幸ふこうひとたちが、しあわせになって、みんながよろこんでいる姿すがたたいものじゃ。
塩を載せた船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんなはなしを、みちうえちながらするものもありました。そうおもうと、またべつのひとたちは、
万の死 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これをても、まんは、かねりるのに、かねのありそうなひとたちだけをねらったものとみえました。
万の死 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さいわい、近所きんじょひとたちが、しんせつでありましたから、あさばん、きては、よくみまってくれました。
一粒の真珠 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「なるほど、この人形にんぎょうきている!」といって、いまさらのように感歎かんたんするひともあったのです。
生きた人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
むらひとたちは、大急おおいそぎをして、からすのっているきん小判こばんうばおうとしました。
おばあさんと黒ねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
その仕事場しごとばには、いろいろ、さるや、いぬや、ひとや、また、ねこなどのかたちつくられていました。
風の寒い世の中へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、正直しょうじきな、あわれなひとたちに、幸福こうふくあたえてやりたいとこたえたのであります。
海からきた使い (新字新仮名) / 小川未明(著)
あかトラはひとうちはいんで、はじめのうちは、金魚きんぎょをとったり、カナリヤをべたり
花の咲く前 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あのあいらしきなかなんてか、ひとじらしの振舞ふるま理由わけるべし
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
當時たうじ醫學部いがくぶ有名いうめい教授けうじゆどのひとをもつてかたごとみしを
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
新聞しんぶんながらあきなひするのとおもふてもたれど、はからぬひとゑんさだまりて
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いへうちをばひろ野原のはらかたなきなげきにひとそでをもしぼらせぬ。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
丸顏まるがほあたまおほきなひとまなじりながれ、はなたかくちしま
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「やあ、あの、ものはぢをするひとが、裸身はだかみなんぞ、こんな姿すがたを、ひとせるわけはない。」
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かうひとふか這入はひむと日々ひゞつとめすなはみちそのものになつてしまふ。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
おな汽車きしやつたひとたちが、まばらにも、それ/″\の二階にかいこもつてるらしい
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しかわし出家しゆつけで、ひと心配しんぱいけてはむまい。し、し。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
してかれは一くわだてたことその目的もくてきたつするまではまぬひとであるから
兄弟はしばらく一間ひとまうちに閉ぢ籠つて、謹慎の意を表して後、二人ふたりともひと知れずいへてた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
くずまとひ、芙蓉ふようにそよぎ、なびみだれ、はなづるひとはなひと
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ほかにはとりおなじやうに、この雄鷄おんどりひとうちはれておほきくなりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
せみさかえてからてる、ひといへとが、みな光榮くわうえいあり、便利べんりあり
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
いかにもとおむかしのこと、ところひとも、きゅうにはむねうかびませぬ。
ですがわたしは、そのひとわたしの「みのはヽ」であるといふことをたしかめるのをおそれました。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
ひとおもむともたまかづらかげえつつわすらえぬかも 〔巻二・一四九〕 倭姫皇后
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
博物館はくぶつかんにゐるひと自身じしんがその陳列品ちんれつひん利用りようして研究けんきゆうかさ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
不可聞の魔語人間の耳朶を穿てり、信仰しんこうなきのひと自立じりつなきのひと寛裕かんゆうなきのひと
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
さうしてあたかあざけるがごとくに、またひと粘土ねんどくわする必要ひつえうい。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ひとゆえつまを逐はれて、心悲しくあそびに來た友達と、あかつきふかく湖上にうかんだ時である。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
ここにおいてか奸物共かんぶつども衣食いしょくき、正義せいぎひと衣食いしょくきゅうする。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
まづしいなかにもよく齊眉かしづき、ひとづきあひは義理堅ぎりがたくて、むらほめものなのであるが
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そこで、むらうちくち上手じょうずひとえらんで、乞食こじきさそした。
つばめと乞食の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
二人ふたりは、さびしい、あまりひととおらない田舎路いなかみちを、どこまでもまっすぐにあるいてゆきました。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おんなは、ほんとうにそうかとおもいました。そして、ひとにすすめられるままに、たびおよめにゆきました。
ちょうと三つの石 (新字新仮名) / 小川未明(著)
とりもめったにんでこなければ、そのちいさなしまには、ひとも、獣物けものんでいませんでした。
ものぐさじじいの来世 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、だれもひととおらない、雪道ゆきみちうえに、しあわせの人形にんぎょうちていました。
気まぐれの人形師 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、よるくらかったから、だれも、気味悪きみわるがってのぼっていくようなひともありませんでした。
木に上った子供 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんなふうに、小鳥ことりはいっているようにこえました。するとあるのこと、おとこは、またひとにあって、
おかしいまちがい (新字新仮名) / 小川未明(著)
おとこは、うちめて、留守るすとなりひとたのんでたびかけたのであります。
おかしいまちがい (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのなかの、いちばんうしろに、っているひくひとが、またおかあさんそっくりでありました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
電車でんしゃっている、ほかのひとたちが、二人ふたり子供こどもくらべてわらっていました。
金色のボタン (新字新仮名) / 小川未明(著)
それらのひとたちといっしょにったのが、このほど戦地せんちから帰還きかんした秀作しゅうさくさんでありました。
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひとが、こんなに心配しんぱいしているのに、ぼうやはわからないんだよ。」と、ははは、をふいていました。
戦争はぼくをおとなにした (新字新仮名) / 小川未明(著)
「おお、どこかとおむらひとで、停車場ていしゃじょうへ、兵隊へいたいさんをおくっていくのだな。」
夜の進軍らっぱ (新字新仮名) / 小川未明(著)
先生せんせいのおかあさんらしいひとが、夕飯ゆうはん仕度したくをしていられたらしいのがてこられました。
青い星の国へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんなにひとがたくさんたくさんいるのなら、たとえおけがてもおそろしくはないとおもいましたから、
海と少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ありがとうございます。」と、ひとのよいおじさんは、よろこんで、はこをかついで、おうちかえりました。
夏の晩方あった話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これで三かげつつづけてしろい三かくをもらったひとは、一つうえのクラスにすすむことがゆるされました。
「…………」愴然そうぜんたる白衣びゃくえひと、口はかたく結ばれたまま、その姿は氷のよう、その横顔は死せるようだ。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
みぎ磐梯山ばんだいざん爆發ばくはつおな現象げんしようのように誤解ごかいしてゐるひとがある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
このとき、先刻せんこくうまを「かわいそうに。」といったひとが、そばのおとこかっていったのです。
あらしの前の木と鳥の会話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、このいたはなをながめて、うたをよんだり、つくったりするようなひともありませんでした。
海のかなた (新字新仮名) / 小川未明(著)
非常時ひじようじ消防施設しようぼうしせつについてはべつ其局そのきよくあたひとがあるであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
往來わうらい煙草たばこつたもの、なかひと退けてすゝまうとしたもの
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
いま、ところ/″\にすぎやひのきやあかまつのはやしえるのは、ひとあたらしくゑたのです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
みぎをむくともひだりくともくむひとはづなれどれではわたられず
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
此方こち奧樣おくさまぐらゐひとづかひのかたいとうそにもよろこんだくちをきかれるは
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いろいろのひと鳥渡ちよつとかほせて直樣すぐさまつまらないことつて仕舞しまふのだ
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
近頃ちかごろこゝろしてひとふ、甲胄堂かつちうだうはなあやめ、あはれに、いまけりとぞ。
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ひとみちびくがごとく、あとに、さきに、朦朧もうろうとして、あらはれて、がく角切籠かくきりこ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
爆弾ばくだんにも五十キロのもあれば五百キロのもあるというように、いろいろあることを、このひとたちはらないらしい。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
なが旅行りよかうつた諸君しよくんはおさつしでもあらうが、ひともなき異境ゐきやう
自分じぶんいへはやしとのあひだにはひと足趾あしあとだけの小徑こみちがつけてある。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それを非難ひなんするひとがあつたならば、彼女かのぢよ反對はんたいにそのひとめたかもしれない。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
アノ笑顔わらひがほをおしなので、わたしもさうおもつてせいか、ひとがあるいてとき
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
おやためだつて、なんだつて、一旦いつたんほかひとをおまかせだもの、道理もつともだよ。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と、なにやらひと気配けはいかんじましたのであたまをあげてますと、てんからったか
いにしへのひとにわれあれや楽浪ささなみふるみやこればかなしき 〔巻一・三二〕 高市古人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
しかしその洞穴ほらあなをよく調しらべると、けっしてあたらしい時代じだいひとがはひつてつくつたものではなく
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「あのひところしてください。」――つまはさうさけびながら、盜人ぬすびとうですがつてゐる。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
黒猫「おまへさんなんざあ器量きりよういし、おとなしいからひと可愛かあいがられて幸福しあはせといふものさ」
乳母 はて、おまへ阿呆あほらしいおひとぢゃ、あのやうなをとこえらばッしゃるとはいのぢゃ。
するとひとはらなかみかねるやうな婦人をんなではない、たちま様子やうすさとつたかして、
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
けつして何等なんらがいをもくはへぬとことまちひとられてゐるため
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
李鴻章りこうせう世界せかい何國なにぐにひとにも鴻章李こうせうりばれ、またはかれたことがない。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
よくのねえおひとだなァ。たれげてごらんなせえ。あれや、あれが水茶屋みずちゃやのおせんだ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
動物どうぶつむかしは口をきいたということをひとからいても、ローズ・ブノワさんはちっともおどろきません。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
名詞めいし=One who has no fixed residence(一てい住所ぢうしよたぬひと
それとも、かつてつてたひととして思出おもひだすこともなくおたがひわすれられてゐたかもしれない。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
このひとうた名高なだかかつたので、うたによつて、いろ/\に文句もんくかはつてつたはつてゐます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
すぐばんつじ夜番よばんで、わたしつて、ぶるひをしたわかひとがある。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
めるひともないやうな家々いへ/\まがきに、朝顏あさがほつぼみつゆかわいてしをれつゝ
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「なんでそこにぐずぐずしているんだ。はやくいってしまえ、ひとていなかったらぬすむつもりだろう。」
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、そのむらひとは、まちまでいくには、どうしてもその高原こうげんとおらなければならなかったのです。
おおかみと人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
小太郎こたろうはもしやこのおんなひとが、自分じぶんのほんとうのおかあさんではなかろうかとおもいました。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、しろかげが、あるひとえて、あるひとえないという理由りゆうはない。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、すこしへだたったところに、くろ人影ひとかげひとのくるのをっているようにっていました。
星の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)