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差控
ふりがな文庫
“差控”の読み方と例文
読み方
割合
さしひか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしひか
(逆引き)
(目賀野氏はもはや閣下ではない筈ですが……)と皮肉をいってやりたくなった田鍋課長だったけれど、それは
差控
(
さしひか
)
えることにして
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
恥
(
はず
)
かしながら
私
(
わたくし
)
は一
時
(
じ
)
は
神様
(
かみさま
)
も
怨
(
うら
)
みました……
人
(
ひと
)
を
呪
(
のろ
)
いもいたしました……
何卒
(
どうぞ
)
その
頃
(
ころ
)
の
物語
(
ものがた
)
り
丈
(
だけ
)
は
差控
(
さしひか
)
えさせて
戴
(
いただ
)
きます……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
以て
申上
(
まをしあげ
)
奉つる役儀とは申乍ら上へ對し無禮過言の段恐れ入り奉つる是に依て越前
差控
(
さしひか
)
へ餘人を以て吉日
良辰
(
りやうしん
)
を撰み御親子御對顏の御式を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
差控(さしひか)の例文をもっと
(18作品)
見る
“差控”の解説
差控(さしひかえ)とは、江戸時代に武士や公家に科せられた制裁。勤仕より離れ、自家に引きこもって謹慎する。
門を閉ざすが、潜門(くぐりもん)から目立たないように出入りはできた。比較的軽い刑罰ないし懲戒処分として、職務上の失策を咎めたり、あるいは親族・家臣の犯罪に縁坐・連坐せしめる場合などに用いた。自発的にも行われ、親族中一定範囲の者または家臣が処罰を受けると、その刑種によっては差控伺(うかがい)を上司に提出し、慎んで指示を待った。
蟄居>閉門>逼塞>差控
(出典:Wikipedia)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
控
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“差控”で始まる語句
差控仕
検索の候補
差控仕
御差控
“差控”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
下村湖人
作者不詳
中里介山
江戸川乱歩
佐々木邦
柳田国男
吉川英治
野村胡堂
海野十三