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變
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か
ふりがな文庫
“
變
(
か
)” の例文
新字:
変
自分
(
じぶん
)
の
同年齡
(
おないどし
)
で
自分
(
じぶん
)
の
知
(
し
)
つてる
子供
(
こども
)
を
殘
(
のこ
)
らず
片
(
かた
)
ッ
端
(
ぱし
)
から
考
(
かんが
)
へ
始
(
はじ
)
めました、
若
(
も
)
しも
自分
(
じぶん
)
が
其中
(
そのかな
)
の
誰
(
だれ
)
かと
變
(
か
)
へられたのではないかと
思
(
おも
)
つて。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
したが、こゝな
浮氣者
(
うはきもの
)
、ま、
予
(
わし
)
と一しょに
來
(
き
)
やれ、
仔細
(
しさい
)
あって
助力
(
ぢょりき
)
せう、……
此
(
この
)
縁組
(
えんぐみ
)
が
原
(
もと
)
で
兩家
(
りゃうけ
)
の
確執
(
かくしつ
)
を
和睦
(
わぼく
)
に
變
(
か
)
へまいものでもない。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
但
(
たゞ
)
金石間近
(
かないはまぢか
)
になつた
時
(
とき
)
、
甲板
(
かんぱん
)
の
方
(
はう
)
に
何
(
なに
)
か
知
(
し
)
らん
恐
(
おそろ
)
しい
音
(
おと
)
がして、
皆
(
みんな
)
が、きやツ!と
叫
(
さけ
)
んだ
時
(
とき
)
ばかり、
少
(
すこ
)
し
顏色
(
かほいろ
)
を
變
(
か
)
へたぢや。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
野猪
(
ゐのしゝ
)
は
形
(
かたち
)
が
豚
(
ぶた
)
に
似
(
に
)
て
全身
(
ぜんしん
)
黒褐色
(
こつかつしよく
)
のあらい
毛
(
け
)
でおほはれてをり、
頸
(
くび
)
が
短
(
みじか
)
いので
駈
(
か
)
けだすと
急
(
きゆう
)
には
方向
(
ほうこう
)
を
變
(
か
)
へられない
動物
(
どうぶつ
)
です。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
『
慮外
(
りよぐわい
)
ながら此のわたりの
庵
(
いほり
)
に、近き頃
樣
(
さま
)
を
變
(
か
)
へて都より來られし、
俗名
(
ぞくみやう
)
齋藤時頼と
名告
(
なの
)
る
年壯
(
としわか
)
き武士のお
在
(
は
)
さずや』。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
▼ もっと見る
隷属
(
れいぞく
)
は、決して
光榮
(
くわうえい
)
ある
生存
(
せいぞん
)
じやないからな。身分や家柄………其様なものは、俺といふ個人に取つて、何等の必要がある。第一體には
變
(
か
)
へられん!
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
一體
(
いつたい
)
貝類
(
かひるい
)
は
動物中
(
どうぶつちゆう
)
で
比較的
(
ひかくてき
)
早
(
はや
)
く
形
(
かたち
)
を
變
(
か
)
へやすいものでして、
蜆
(
しゞみ
)
でも
昔
(
むかし
)
のものは
今日
(
こんにち
)
よりは
形
(
かたち
)
も
大
(
おほ
)
きかつたのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
緩
(
ゆる
)
く
働
(
はたら
)
く
力
(
ちから
)
に
對
(
たい
)
しては
容易
(
ようい
)
に
形
(
かたち
)
を
變
(
か
)
へ、
力
(
ちから
)
の
働
(
はたら
)
くまゝになること、
食用
(
しよくよう
)
の
飴
(
あめ
)
を
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
させるようなものである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
一
體
(
たい
)
この
規則
(
きそく
)
でさせる
事
(
こと
)
は
規則
(
きそく
)
其物
(
そのもの
)
の
存
(
そん
)
してゐる
間
(
あひだ
)
、
即
(
すなは
)
ち
規則
(
きそく
)
にはまつて
居
(
ゐ
)
る
間
(
あひだ
)
はよろしいが、
他日
(
たじつ
)
境遇
(
きやうぐう
)
が
變
(
か
)
はると、
一方
(
ひとかた
)
ならぬ
差支
(
さしつかへ
)
を
生
(
しやう
)
ずる
事
(
こと
)
がありませう。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
「まあ
可
(
い
)
いや。
心配
(
しんぱい
)
するな」と
云
(
い
)
つた。
御米
(
およね
)
はまた
何
(
なん
)
とも
答
(
こた
)
へなかつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
話題
(
わだい
)
を
變
(
か
)
へやうと
思
(
おも
)
つて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
得ず依て町奉行所へ御
同道
(
どうだう
)
申さんため我々兩人
參
(
まゐつ
)
て候なりと聞て伊賀亮は
態
(
わざ
)
と
氣色
(
けしき
)
を
變
(
か
)
へ夫は甚だ心得ざる口上なり各々には
如何樣
(
いかやう
)
の
身分
(
みぶん
)
にて恐れ多も天一坊樣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
〔評〕十年の
役
(
えき
)
、私學校の
徒
(
と
)
、
彈藥製造所
(
だんやくせいざうじよ
)
を
掠
(
かす
)
む。南洲時に兎を
大隈
(
おほすみ
)
山中に
逐
(
お
)
ふ。之を聞いて
猝
(
にはか
)
に
色
(
いろ
)
を
變
(
か
)
へて曰ふ、
誤
(
しま
)
つたと。
爾後
(
じご
)
肥後日向に轉戰して、神色
夷然
(
いぜん
)
たり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
天滿與力
(
てんまよりき
)
はそれから
急
(
けふ
)
に
木綿
(
もめん
)
ものの
衣類
(
いるゐ
)
を
仕立
(
した
)
てさせるやら、
大小
(
だいせう
)
の
拵
(
こしら
)
へを
變
(
か
)
へるやら、ごた/\と
大騷
(
おほさわ
)
ぎをしたが、
但馬守
(
たじまのかみ
)
の
眼
(
め
)
は、キラ/\と
常
(
つね
)
に
彼等
(
かれら
)
の
上
(
うへ
)
に
光
(
ひか
)
つて
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
イワン、デミトリチは
初
(
はじ
)
めの
中
(
うち
)
は
院長
(
ゐんちやう
)
が
野心
(
やしん
)
でも
有
(
あ
)
るのでは
無
(
な
)
いかと
疑
(
うたが
)
つて、
彼
(
かれ
)
に
左右
(
とかく
)
遠
(
とほ
)
ざかつて、
不愛想
(
ぶあいさう
)
にしてゐたが、
段々
(
だん/\
)
慣
(
な
)
れて、
遂
(
つひ
)
には
全
(
まつた
)
く
素振
(
そぶり
)
を
變
(
か
)
へたので
有
(
あ
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
(
杉
(
すぎ
)
の
根
(
ね
)
がたに
落
(
お
)
ちてゐたのは、その
時
(
とき
)
捨
(
す
)
て忘れた
繩
(
なは
)
なのです。)
男
(
をとこ
)
は
血相
(
けつそう
)
を
變
(
か
)
へた
儘
(
まま
)
、
太
(
ふと
)
い
太刀
(
たち
)
を
引
(
ひ
)
き
拔
(
ぬ
)
きました。と
思
(
おも
)
ふと
口
(
くち
)
も
利
(
き
)
かずに、
憤然
(
ふんぜん
)
とわたしへ
飛
(
と
)
びかかりました。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
文句
(
もんく
)
は
色々
(
いろ/\
)
に
變
(
か
)
へて、
或
(
あるひ
)
は
強
(
つよ
)
く、
或
(
あるひ
)
は
弱
(
よわ
)
く、
或
(
あるひ
)
は
罵
(
のゝし
)
り、
或
(
あるひ
)
はふざけ、
種々樣々
(
しゆ/″\さま/″\
)
の
事
(
こと
)
を
書
(
か
)
いてやつた。
中途
(
ちうと
)
で
凹
(
へた
)
たれては
全
(
まつた
)
く
敵
(
てき
)
に
降伏
(
かうふく
)
する
譯
(
わけ
)
だから、
例
(
れい
)
の
持藥
(
ぢやく
)
のつもりで
毎日
(
まいにち
)
書
(
か
)
いた。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
『な、な、
何故
(
なぜ
)
ですか。』と、
陸
(
りく
)
の
仲間
(
なかま
)
は
一時
(
いちじ
)
に
顏色
(
がんしよく
)
を
變
(
か
)
へたのである。
大佐
(
たいさ
)
は、
直
(
たゞ
)
ちに
此
(
この
)
問
(
とひ
)
には
答
(
こた
)
へんとはせで、
頭
(
かうべ
)
を
廻
(
めぐ
)
らして、
彼方
(
かなた
)
なる
屏風岩
(
べうぶいわ
)
の
方
(
ほう
)
を
眺
(
なが
)
めたが、
沈欝
(
ちんうつ
)
なる
調子
(
ちようし
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
さうして朽ちかゝつた家々のランプのかげから、死に
瀕
(
ひん
)
した
虎列拉
(
コレラ
)
患者
(
くわんじや
)
は恐ろしさうに蒲團を
匍
(
は
)
ひいだし、ただぢつと
薄
(
うす
)
あかりの
中
(
うち
)
に色
變
(
か
)
えてゆく五色花火のしたゝりに疲れた瞳を集める。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
で、私は妹のその大事な
體
(
からだ
)
をいたはるために
歸京
(
ききやう
)
の旅路を急がずに、今度は行きと道を
變
(
か
)
へて札幌と大沼公園にそれぞれに一泊しながら、函館市外の湯の川温泉に着いたのは十三日だつた。
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
實際
(
じつさい
)
又
(
また
)
熱帶國
(
ねつたいこく
)
には
不思議
(
ふしぎ
)
な
動物
(
どうぶつ
)
も
居
(
を
)
れば、
不思議
(
ふしぎ
)
な
植物
(
しよくぶつ
)
もある。
之
(
これ
)
を
少
(
すこ
)
し
形
(
かたち
)
を
變
(
か
)
へると
直
(
す
)
ぐ
化物
(
ばけもの
)
になる。
印度
(
いんど
)
は
實
(
じつ
)
に
化物
(
ばけもの
)
の
本場
(
ほんば
)
であつて、
神聖
(
しんせい
)
なる
史詩
(
しし
)
ラーマーヤナ
等
(
とう
)
には
化物
(
ばけもの
)
が
澤山
(
たくさん
)
出
(
で
)
て
來
(
く
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
『出た?』と
眼
(
め
)
の
色
(
いろ
)
を
變
(
か
)
へて、
幻翁
(
げんおう
)
は
覗
(
のぞ
)
き
込
(
こ
)
む。
佛子
(
ぶつし
)
は
手
(
て
)
を
打
(
う
)
つて
喜
(
よろこ
)
び。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
おつぎの
姿
(
すがた
)
が五六
人
(
にん
)
立
(
た
)
つた
中
(
なか
)
に
見
(
み
)
えなく
成
(
な
)
つた
時
(
とき
)
勘次
(
かんじ
)
は
商人
(
あきんど
)
の
筵
(
むしろ
)
を
立
(
た
)
つてすつと
樅
(
もみ
)
の
木
(
き
)
の
側
(
そば
)
へ
行
(
い
)
つた。おつぎは一二
歩
(
ほ
)
位置
(
ゐち
)
を
變
(
か
)
へた
丈
(
だけ
)
であつたので、
彼
(
かれ
)
は
直
(
すぐ
)
におつぎの
白
(
しろ
)
い
姿
(
すがた
)
と
相
(
あひ
)
接
(
せつ
)
して
立
(
た
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
等
(
ひと
)
しく
自然
(
しぜん
)
に
對
(
たい
)
しても
以前
(
いぜん
)
の
心
(
こゝろ
)
には
全
(
まつた
)
く
趣
(
おもむき
)
を
變
(
か
)
へて
居
(
ゐ
)
たのである。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
『
然
(
さ
)
うするには
話題
(
はなし
)
を
變
(
か
)
へるサ』と
欠
(
あくび
)
をしながら三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
が
云
(
い
)
つて、『もう、
此麽
(
こんな
)
事
(
こと
)
には
厭
(
あ
)
きて
來
(
き
)
た。
其
(
そ
)
の
若夫人
(
わかふじん
)
に
何
(
なに
)
か
一
(
ひと
)
つ
話
(
はな
)
して
貰
(
もら
)
はうぢやないか』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
昔
(
むかし
)
彼
(
か
)
の
文覺
(
もんがく
)
と
云
(
い
)
ふ
荒法師
(
あらほふし
)
は、
佐渡
(
さど
)
へ
流
(
なが
)
される
船路
(
みち
)
で、
暴風雨
(
あれ
)
に
會
(
あ
)
つたが、
船頭水夫共
(
せんどうかこども
)
が
目
(
め
)
の
色
(
いろ
)
を
變
(
か
)
へて
騷
(
さわ
)
ぐにも
頓着
(
とんぢやく
)
なく、
大
(
だい
)
の
字
(
じ
)
なりに
寢
(
ね
)
そべつて、
雷
(
らい
)
の
如
(
ごと
)
き
高鼾
(
たかいびき
)
ぢや。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
言
(
い
)
ひながら、
但馬守
(
たじまのかみ
)
は『
生命
(
いのち
)
がない』の一
語
(
ご
)
を
口
(
くち
)
にするとともに、
少
(
すこ
)
し
顏
(
かほ
)
の
色
(
いろ
)
を
變
(
か
)
へた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
〔評〕長兵京師に
敗
(
やぶ
)
る。木戸公は岡部氏に
寄
(
よ
)
つて
禍
(
わざはい
)
を
免
(
まぬか
)
るゝことを得たり。
後
(
のち
)
丹波に
赴
(
おもむ
)
き、
姓名
(
せいめい
)
を
變
(
か
)
へ、
博徒
(
ばくと
)
に
混
(
まじ
)
り、
酒客
(
しゆかく
)
に
交
(
まじは
)
り、以て時勢を
窺
(
うかゞ
)
へり。南洲は
浪華
(
なには
)
の某樓に
寓
(
ぐう
)
す。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
カピ長
婚儀
(
こんぎ
)
の
爲
(
ため
)
にと
準備
(
ようい
)
した一
切
(
さい
)
が
役目
(
やくめ
)
を
變
(
か
)
へて
葬儀
(
さうぎ
)
の
用
(
よう
)
。
祝
(
いは
)
ひの
樂
(
がく
)
は
哀
(
かな
)
しい
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
、めでたい
盛宴
(
ちさう
)
が
法事
(
ほふじ
)
の
饗應
(
もてなし
)
、
樂
(
たの
)
しい
頌歌
(
しょうか
)
は
哀
(
あは
)
れな
挽歌
(
ばんか
)
、
新床
(
にひどこ
)
に
撒
(
ま
)
く
花
(
はな
)
は
葬
(
はふむ
)
る
死骸
(
なきがら
)
の
用
(
よう
)
に
立
(
た
)
つ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
こゝは、つまり、
寒帶林
(
かんたいりん
)
で、いはゆる
常緑針葉樹帶
(
じようりよくしんようじゆたい
)
です。それから
海拔
(
かいばつ
)
八千尺
(
はつせんじやく
)
の
四合目
(
しごうめ
)
まで
登
(
のぼ
)
れば、
林
(
はやし
)
は
三度
(
みたび
)
その
姿
(
すがた
)
を
變
(
か
)
へて、
常緑針葉樹
(
じようりよくしんようじゆ
)
の
林
(
はやし
)
は
落葉針葉樹
(
らくようしんようじゆ
)
のからまつ
林
(
ばやし
)
となつて
來
(
き
)
ます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
ば散したる
心地
(
こゝち
)
せられて
茫然
(
ばうぜん
)
たりしが
面色
(
めんしよく
)
を
變
(
か
)
へ膝をすゝめコレ
管伴
(
ばんたう
)
どの忠兵衞どのそも/\大藤の
女兒
(
むすめ
)
おみつは父母の女房にするというて
婚姻
(
こんいん
)
いひ
込
(
こみ
)
しことならずこの長三郎が
彼
(
かれ
)
を
見染
(
みそめ
)
和郎
(
そなた
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「そりやさうだが」
勘次
(
かんじ
)
は
何處
(
どこ
)
となく
拍子
(
ひやうし
)
を
變
(
か
)
へていつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
渦のひとつは色
變
(
か
)
えて
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
すると
今度
(
こんど
)
は
蛙
(
かはづ
)
の
歩兵
(
ほへい
)
が、
同
(
おな
)
じ
嚴
(
おごそ
)
かな
口調
(
くてう
)
で
繰返
(
くりかへ
)
しました、
只
(
たゞ
)
僅
(
わづ
)
か
言葉
(
ことば
)
の
順
(
じゆん
)
を
變
(
か
)
へて、『
女王樣
(
ぢよわうさま
)
より。
球投
(
まりな
)
げのお
催
(
もよほ
)
しあるにつき
公爵夫人
(
こうしやくふじん
)
への
御招待状
(
ごせうたいじやう
)
』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
「
馬鹿
(
ばか
)
め、
汝
(
なんぢ
)
が
不便
(
ふびん
)
さに、
婦
(
をんな
)
の
形
(
かたち
)
を
變
(
か
)
へて
遣
(
や
)
つたに、
何事
(
なにごと
)
ぞ、
其
(
そ
)
の
爲體
(
ていたらく
)
は。
今去矣
(
さらばだあ
)
。」
鑑定
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ロレ おゝ、
罪深
(
つみふか
)
や/\! おゝ、
作法知
(
さはふし
)
らず、
恩知
(
おんし
)
らず! これ、
卿
(
そなた
)
の
罪科
(
ざいくわ
)
は
國法
(
こくはふ
)
では
死罪
(
しざい
)
とある、
然
(
しか
)
るに
慈悲深
(
じひぶか
)
い
御領主
(
ごりゃうしゅ
)
が
卿
(
そなた
)
の
肩
(
かた
)
を
持
(
も
)
ち、
御法
(
ごはふ
)
を
曲
(
ま
)
げ、
怖
(
おそろ
)
しい
死罪
(
しざい
)
の
名
(
な
)
を
追放
(
つゐはう
)
とは
變
(
か
)
へさせられた。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
分らねども何か札の辻にて昨夜人殺しが有りしとか云ふこと其の
切
(
き
)
られたる者の
懷中
(
くわいちう
)
に
貴殿
(
きでん
)
の手紙が有りしよし
檢使
(
けんし
)
の場へも呼出しに成るとの事といへば長庵は
然
(
さ
)
も驚きし樣子にて
床
(
とこ
)
の上に起き上り其殺されし人は如何なる
出立
(
いでたち
)
の人に候やと
聞
(
きく
)
に家主は
然
(
され
)
ばなり四十三四の年頃にて百姓體の男の由と
咄
(
はな
)
せば長庵は
顏色
(
がんしよく
)
變
(
か
)
へ扨は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
言
(
い
)
ふまでもなく
婦人
(
ふじん
)
の
目
(
め
)
にも、
齊
(
ひと
)
しく
女
(
をんな
)
に
成
(
な
)
つたので、
驚駭
(
きやうがく
)
を
變
(
か
)
へて
又
(
また
)
蒼
(
あを
)
く
成
(
な
)
つた。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
場所
(
ばしよ
)
、
所
(
ところ
)
を
變
(
か
)
へつゝ、
彼
(
あ
)
の
守宮
(
やもり
)
の
形
(
かたち
)
で、
天窓
(
あたま
)
にすぽりと
何
(
なに
)
か
被
(
かぶ
)
つた、あだ
白
(
じろ
)
い、
胴
(
どう
)
の
長
(
なが
)
い、
四足
(
よつあし
)
で
畝
(
うね
)
るものが、ぴつたりと
附着
(
くツつ
)
いたり、ことりと
圓
(
まる
)
くなつたり、
長々
(
なが/\
)
と
這
(
は
)
ふのが
見
(
み
)
えたり……やがて
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
爰
(
こゝ
)
に
於
(
おい
)
て、
色
(
いろ
)
を
變
(
か
)
へて、
手代
(
てだい
)
に
向
(
むか
)
ひ、
一倍
(
いちばい
)
低聲
(
こごゑ
)
で
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
變
部首:⾔
23画
“變”を含む語句
變化
大變
相變
不相變
異變
事變
心變
相不變
風變
變名
變相
變調
變裝
變更
變貌
變換
變哲
變梃
變動
唐變木
...