“心變”のいろいろな読み方と例文
新字：心変
読み方割合
こゝろがは66.7%
こころがは33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申して見んかならずお心に掛（かけ）給ふな實（まこと）に七人の子はなすとも女に心（こゝろ）許（ゆる）すなとの譬（たと）へもありておまへ樣のお留主に女房さんの心變（こゝろがは）りし事もあらんか能々家内に心を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
「あれこそなさけのひとつ星（ぼし）、空には、めうとも、こひびとも、心變（こゝろがは）りのないものか。」涙ながらに、金星（きんせい）を仰いで見れば、寶石（はうせき）の光のやうにきらめくが、憎らしいぞや、雲めが隱す
牧羊神 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)
笹屋の源助は、女房お樂の心變（こころがは）りを知つて平次と一と晩一緒に置くのを氣遣ひ、お品をおびき出してその番人にしたのです。お町が飛込んで來たのは、これは源助にも豫想外だつたでせう。
銭形平次捕物控：024 平次女難 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)