“心変”のいろいろな読み方と例文
旧字:心變
読み方割合
こころがはり50.0%
こころがわり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その代り、ひよつとしてお前が後になるやうだつたら、俺は死んでも……たましひはおまへの陰身かげみを離れないから、必ず心変こころがはりを……す、するなよ、お静」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
僕が人にお前をられる無念はふまでも無いけれど、三年の後のお前の後悔が目に見えて、心変こころがはりをした憎いお前ぢやあるけれど、やつぱり可哀かあいさうでならんから、僕は真実で言ふのだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
何のくそおれだッて男児だ、心変こころがわりのした者に……
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)