“金星”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんせい50.0%
かねぼし16.7%
ヴィーナス16.7%
ヴイナス16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あれこそなさけのひとつぼし、空には、めうとも、こひびとも、心變こゝろがはりのないものか。」涙ながらに、金星きんせいを仰いで見れば、寶石はうせきの光のやうにきらめくが、憎らしいぞや、雲めが隱す
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
角が土蔵から煙筒の出ているまるじゅう芋屋の横腹、金物問屋金星かねぼしの庭口、仕立屋井阪さん、その隣りも大丸の仕立屋さん、猫ばあさんのいた露路口、井阪さんが丁字髷ちょんまげ
火星マルス金星ヴィーナスが出会うと雨が降り、木星ジュピター水星マーキュリーとが出くわせば雷電風雨となる。またもしこれらの遊星の出現が特定の恒星と一緒になるときにはその作用が一層強められる。
疎林の上に休んでゐる 金星ヴイナス
(旧字旧仮名) / 三好達治(著)