“唐變木”の読み方と例文
新字:唐変木
読み方割合
たうへんぼく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのけちな唐變木たうへんぼくの婆さん、何かつてばかう怒鳴つてたつけ『まあ、このイタヅラメ、コドモメ!』つてね——それから樸たちはまた
「わけのわからねえ唐變木たうへんぼくぢや無いか、泥棒を搜し出して、あわよくば盜まれた金を取り戻してやらうといふのに——」
唐變木たうへんぼくであり變人であり、不具かたはぢやないかなどと、惡口を言はれるほどの謹直さでした。