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日
>
か
ふりがな文庫
“
日
(
か
)” の例文
三十七
年
(
ねん
)
九
月
(
ぐわつ
)
十四
日
(
か
)
、
幻翁
(
げんおう
)
望生
(
ぼうせい
)
の
二人
(
ふたり
)
と
共
(
とも
)
に
余
(
よ
)
は
馬籠
(
まごめ
)
に
行
(
ゆ
)
き、
茶店
(
ちやみせ
)
に
荷物
(
にもつ
)
や
着物
(
きもの
)
を
預
(
あづ
)
けて
置
(
お
)
き、
息子
(
むすこ
)
を
人夫
(
にんぷ
)
に
頼
(
たの
)
んで、
遺跡
(
ゐせき
)
に
向
(
むか
)
つた。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
誠に
有難
(
ありがた
)
い事で、
私
(
わたくし
)
もホツと
息
(
いき
)
を
吐
(
つ
)
いて、それから二
日
(
か
)
の一
番
(
ばん
)
汽車
(
きしや
)
で
京都
(
きやうと
)
へ
御随行
(
ごずゐかう
)
をいたして
木屋町
(
きやちやう
)
の
吉富楼
(
よしとみろう
)
といふ
家
(
うち
)
へ
参
(
まゐ
)
りました
牛車
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
學生
(
がくせい
)
も
平日
(
いつも
)
よりは
數
(
かず
)
が
不足
(
ふそく
)
であつた。
不審
(
ふしん
)
な
事
(
こと
)
には、
自分
(
じぶん
)
より
三四
(
さんよ
)
つ
日
(
か
)
前
(
まへ
)
に
歸
(
かへ
)
つてゐるべき
筈
(
はず
)
の
安井
(
やすゐ
)
の
顏
(
かほ
)
さへ
何處
(
どこ
)
にも
見
(
み
)
えなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
島本
(
しまもと
)
の
話
(
はなし
)
では、ぼたんの
鉢
(
はち
)
を
持
(
も
)
つてきたのが、
事件発見
(
じけんはっけん
)
のあの日、つまり五
月
(
がつ
)
六
日
(
か
)
からいうと、
一昨日
(
おととい
)
だといつたんじやないでしようか。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
帽子屋
(
ばうしや
)
は、
福鼠
(
ふくねずみ
)
と
手
(
て
)
に
手
(
て
)
を
取
(
と
)
つて、
其
(
そ
)
の
後
(
あと
)
から
續
(
つゞ
)
いて
法廷
(
ほふてい
)
に
入
(
はい
)
つて
來
(
き
)
た三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
を
見
(
み
)
て、『三
月
(
ぐわつ
)
の十四
日
(
か
)
だつたと
思
(
おも
)
ひます』と
云
(
い
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
▼ もっと見る
王栄老は七
日
(
か
)
七
夜
(
よ
)
の間待つてみたが、風は少しも衰へなかつた。すると八日目の朝、髯の白い宿屋の主人がひよつくり座敷に入つて来た。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
勿論彼は
密送前
(
みつそうまへ
)
から本葬にかゝるまで十
日
(
か
)
の
余
(
よ
)
も、
嫂
(
あによめ
)
の弟に
当
(
あた
)
る人の
家
(
いへ
)
の二
階
(
かい
)
の
離
(
はな
)
れに
閉籠
(
とぢこも
)
つてゐて
叮重
(
ていちやう
)
にされゝばされるほど気が痛んだ。
閾
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
凡
(
およ
)
そ
本年
(
ほんねん
)
の一
月
(
ぐわつ
)
十
日
(
か
)
過
(
すぎ
)
には
解禁後
(
かいきんご
)
の
推定相場
(
すゐていさうば
)
である四十九
弗
(
ドル
)
四
分
(
ぶん
)
の一
乃至
(
ないし
)
四十九
弗
(
ドル
)
八
分
(
ぶん
)
の三
迄
(
まで
)
は
騰貴
(
とうき
)
することは
確
(
たしか
)
に
算定
(
さんてい
)
が
出來
(
でき
)
たのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
態
(
わざ
)
と
卯平
(
うへい
)
へ
見
(
み
)
せつける
樣
(
やう
)
に
其
(
そ
)
の
夜
(
よ
)
塒
(
とや
)
に
就
(
つ
)
いた
時
(
とき
)
其
(
そ
)
の
鷄
(
とり
)
を
籠
(
かご
)
に
伏
(
ふ
)
せて、
戸口
(
とぐち
)
の
庭葢
(
にはぶた
)
の
上
(
うへ
)
に三
日
(
か
)
も四
日
(
か
)
も
置
(
お
)
いたのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
十月十四
日
(
か
)
の午後の出来事を
先
(
ま
)
づ書くべきに
候
(
さふら
)
はん。その
前夜
(
ぜんや
)
私常よりも一層眠り
苦
(
ぐる
)
しく、ほとほとと一睡の夢も結びかねて明かせしに
候
(
さふらふ
)
。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
いよ/\
離縁
(
りゑん
)
するとでも
言
(
い
)
はれて
來
(
き
)
たのかと
落
(
おち
)
ついて
問
(
と
)
ふに、
良人
(
おつと
)
は
一昨日
(
おとゝひ
)
より
家
(
うち
)
へとては
歸
(
かへ
)
られませぬ、五
日
(
か
)
六
日
(
か
)
と
家
(
うち
)
を
明
(
あ
)
けるは
平常
(
つね
)
の
事
(
こと
)
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
医者
(
いしや
)
も
蒼
(
あを
)
くなつて、
騒
(
さわ
)
いだが、
神
(
かみ
)
の
扶
(
たす
)
けか
漸
(
やうや
)
う
生命
(
いのち
)
は
取留
(
とりと
)
まり、三
日
(
か
)
ばかりで
血
(
ち
)
も
留
(
とま
)
つたが、
到頭
(
たうとう
)
腰
(
こし
)
が
抜
(
ぬ
)
けた、
固
(
もと
)
より
不具
(
かたわ
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
知らせるのが、一ばんいい
工夫
(
くふう
)
だけれど、そんなことに、四
日
(
か
)
も五日もかかっていては
間
(
ま
)
に合いはしない。エエ、どうしたらいいだろうッ……
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
近来珍らしい二百二十
日
(
か
)
だよ。
夜半
(
よなか
)
過ぎたら風速四十
米突
(
メートル
)
を越すかも知れん。……おまけにここは朝鮮最南端の
絶影島
(
まきのしま
)
だ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
二
日
(
か
)
と
云
(
い
)
ふものアンドレイ、エヒミチは
堪
(
こら
)
へ
堪
(
こら
)
へて、
我慢
(
がまん
)
をしてゐたのであるが、三
日目
(
かめ
)
にはもう
如何
(
どう
)
にも
堪
(
こら
)
へ
切
(
き
)
れず。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「うむ、
変人
(
へんじん
)
だと
承知
(
しょうち
)
でおいてみるのだから、いまからこぼすのはまだ早い、とにかく十
日
(
か
)
か二十日も使ってみんことにはわかりゃせんじゃないか」
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ガンと一つ顔でもなぐられたら、
頬
(
ほお
)
が五
日
(
か
)
もいたんで、一きれのパンも、かめなくなる。スープばかり
吸
(
す
)
っていなければならない、という
評判
(
ひょうばん
)
なのだ。
小指一本の大試合
(新字新仮名)
/
山中峯太郎
(著)
十四
日
(
か
)
の
朝
(
あさ
)
僕
(
ぼく
)
は
支度
(
したく
)
も
匆々
(
そこ/\
)
に
宿
(
やど
)
を
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
した。
銀座
(
ぎんざ
)
で
半襟
(
はんえり
)
、
簪
(
かんざし
)
、
其他
(
そのた
)
娘
(
むすめ
)
が
喜
(
よろこ
)
びさうな
品
(
しな
)
を
買
(
か
)
ひ
整
(
とゝの
)
へて
汽車
(
きしや
)
に
乘
(
の
)
つた。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
はじめ
朝日島
(
あさひじま
)
を
出
(
い
)
づる
時
(
とき
)
、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
は
天文
(
てんもん
)
を
觀測
(
くわんそく
)
して、
多分
(
たぶん
)
此
(
この
)
三四
日
(
か
)
の
間
(
あひだ
)
は、
風位
(
ふうゐ
)
に
激變
(
げきへん
)
は
無
(
な
)
からうと
言
(
い
)
はれたが、
天
(
てん
)
の
仕業
(
しわざ
)
程
(
ほど
)
豫知
(
よち
)
し
難
(
がた
)
いものはない。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
春江の
初
(
しょ
)
七
日
(
か
)
が来た。その夜、カフェ・ネオンの三階に於て、またまた惨劇が演ぜられた。不幸な
籤
(
くじ
)
を引きあてたのはふみ子という例の
年増
(
としま
)
女給だった。
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
両親
(
りょうしん
)
は
怠
(
おこた
)
らず、
私
(
わたくし
)
の
墓
(
はか
)
へ
詣
(
もう
)
でて
花
(
はな
)
や
水
(
みず
)
を
手向
(
たむ
)
け、
又
(
また
)
十
日
(
か
)
祭
(
さい
)
とか、五十
日
(
にち
)
祭
(
さい
)
とか
申
(
もう
)
す
日
(
ひ
)
には、その
都度
(
つど
)
神職
(
しんしょく
)
を
招
(
まね
)
いて
鄭重
(
ていちょう
)
なお
祭祀
(
まつり
)
をしてくださるのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
張作霖
(
ちやうさくりん
)
と
言
(
い
)
はず、
如何
(
いか
)
に
支那人
(
しなじん
)
が
麻雀
(
マアジヤン
)
を
好
(
す
)
くかといふことはいろいろ
話
(
はなし
)
に
聞
(
き
)
くが、
驚
(
おどろ
)
くことは
彼等
(
かれら
)
二
日
(
か
)
も三
日
(
か
)
も
不眠不休
(
ふみんふきう
)
で
戰
(
たゝか
)
ひつづけて
平氣
(
へいき
)
だといふことだ。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
安は埋めた古井戸の上をば奇麗に地ならしをしたが、
五月雨
(
さみだれ
)
、夕立、二百十
日
(
か
)
と、
大雨
(
たいう
)
の降る時々地面が一尺二尺も
凹
(
くぼ
)
むので、其の
後
(
ご
)
は縄を引いて人の
近
(
ちかづ
)
かぬよう。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
十
日
(
か
)
分
(
ぶん
)
の
入院料
(
にふゐんれう
)
を
前金
(
まへきん
)
で
納
(
をさ
)
めろですつて、
今日
(
けふ
)
明日
(
あす
)
にも
知
(
し
)
れない
重態
(
ぢうたい
)
な
病人
(
びやうにん
)
だのに——ほんとに、キリスト
樣
(
さま
)
の
病院
(
びやうゐん
)
だなんて、
何處
(
どこ
)
に
街
(
まち
)
の
病院
(
びやうゐん
)
と
異
(
ちが
)
ふ
處
(
ところ
)
があるんだ。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
気保養
(
きほよう
)
と称して、この
三
(
み
)
めぐりの
女気
(
おんなけ
)
のない、るす番のじいやばかりの、この別荘へやって来て、有朋がこんな風にいく
日
(
か
)
もいく
日
(
か
)
も、声さえ立てずに暮らすことは
山県有朋の靴
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
これから八
日
(
か
)
程したらウィインへ帰らなくてはならない。色々整理して置きたい事があるからなあ。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
(三
人
(
にん
)
でしたがその
一人
(
ひとり
)
は
此
(
こ
)
の
現實
(
げんじつ
)
の
世界
(
せかい
)
にでて
僅
(
わづか
)
に三
日
(
か
)
、
日光
(
ひのひかり
)
にも
觸
(
ふ
)
れないですぐまた
永遠
(
えいゑん
)
の
郷土
(
きやうど
)
にかへつて
行
(
ゆ
)
きました)
勿論
(
もちろん
)
、
天眞
(
てんしん
)
な
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
に
對
(
たい
)
しては
耻
(
はづか
)
しいことばかりの
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
十字(
蒸餅
(
むしもち
)
)五十まい、くしがき一れん、あめをけ(
飴桶
(
あめをけ
)
)一、
送給畢
(
おくりたびをはんぬ
)
。御心ざしさきざきかきつくして、筆もつひゆびもたたぬ。三千世界に七
日
(
か
)
ふる雨のかずはかずへつくしてん。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
それに
此
(
この
)
三
日
(
か
)
の
間
(
あひだ
)
に、
多人數
(
たにんず
)
の
下役
(
したやく
)
が
來
(
き
)
て
謁見
(
えつけん
)
をする。
受持々々
(
うけもち/\
)
の
事務
(
じむ
)
を
形式的
(
けいしきてき
)
に
報告
(
はうこく
)
する。その
慌
(
あわ
)
ただしい
中
(
なか
)
に、
地方長官
(
ちはうちやうくわん
)
の
威勢
(
ゐせい
)
の
大
(
おほ
)
きいことを
味
(
あじは
)
つて、
意氣揚々
(
いきやう/\
)
としてゐるのである。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
いよ/\
忌々
(
いま/\
)
しくて
仕樣
(
しやう
)
がないので、
又
(
また
)
十
日
(
か
)
ばかり
續
(
つゞ
)
けた。
矢張
(
やは
)
り
何
(
なん
)
の
手
(
て
)
ごたへもない。もう
斯
(
か
)
うなつて
來
(
く
)
ると
此方
(
こつち
)
も
意地
(
いぢ
)
だ。
畜生
(
ちくしやう
)
、いつまでゝも
止
(
や
)
めるものかと
根氣
(
こんき
)
よく
書
(
か
)
きつゞけた。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
外に方法もないので、私は急ぎの原稿を書くひまひまには、毎日の様に本田に電話をかけて、探索の模様を聞くのだが、一向これという手掛りもないらしく、五
日
(
か
)
六
日
(
か
)
と日がたって行った。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
偶
(
たま
)
には
激浪
(
げきらう
)
怒濤
(
どたう
)
もあつて
欲
(
ほ
)
しい、
惡風
(
あくふう
)
暴雨
(
ぼうう
)
もあつて
欲
(
ほ
)
しい、と
云
(
い
)
つて
我輩
(
わがはい
)
は
決
(
けつ
)
して
亂
(
らん
)
を
好
(
この
)
むのではない、
只
(
た
)
だ
空氣
(
くうき
)
が五
日
(
か
)
の
風
(
かぜ
)
に
由
(
よつ
)
て
掃除
(
さうぢ
)
され、十
日
(
か
)
の
雨
(
あめ
)
に
由
(
よつ
)
て
淨
(
きよ
)
められんことを
希
(
こひねが
)
ふのである。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
「ア、くやしい! 先生、あたし、どうしたらいいんでしょう。うちの亭主野郎ったら、悪所通いばっかりして、もうこれで三
日
(
か
)
も家へよりつきません。ほんとにほんとに、帰ってきたらどうしてやろうか……」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
五
日
(
か
)
、三
日
(
か
)
夜
(
よ
)
をあかし…………
桜さく島:見知らぬ世界
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
四
日
(
か
)
ばかりも前の朝なりし。
悲しき玩具
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
七
日
(
か
)
八
日
(
か
)
の月も見て
第二海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
八
日
(
か
)
(
曇後晴
(
くもりのちはれ
)
)
余
(
よ
)
は
午前
(
ごぜん
)
十
時頃
(
じごろ
)
に
瓢箪山
(
ひようたんやま
)
へ
到着
(
たうちやく
)
して
見
(
み
)
ると、
發掘
(
はつくつ
)
は
既
(
すで
)
に
進行
(
しんかう
)
して
赤鉢卷隊
(
あかはちまきたい
)
は
活動
(
くわつどう
)
して
居
(
ゐ
)
るが、一
向
(
かう
)
に
變
(
かは
)
つた
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
い。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
六
日
(
か
)
からいつて
一昨日
(
おととい
)
は、つまり、五
月
(
がつ
)
四
日
(
か
)
にあたりますね。その
時
(
とき
)
には、
鉢
(
はち
)
の
中
(
なか
)
に、
金魚
(
きんぎょ
)
がいなかつたのじやないでしようか。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
其時分
(
そのじぶん
)
はまだ一ヶの
荘
(
さう
)
、
家
(
いへ
)
も
小
(
こ
)
二十
軒
(
けん
)
あつたのが、
娘
(
むすめ
)
が
来
(
き
)
て一
日
(
にち
)
二
日
(
か
)
、つひほだされて
逗留
(
たうりう
)
した五
日目
(
かめ
)
から
大雨
(
おほあめ
)
が
降出
(
ふりだ
)
した。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さて明和の五年のお話で……此の年は余り良い年ではないと見えまして、三月十四
日
(
か
)
に大阪
曾根崎新地
(
そねざきしんち
)
の大火で、山城は洪水でございました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
三四
日
(
か
)
どうもなかつたから
大丈夫
(
だいぢやうぶ
)
だとは
思
(
おも
)
つて
見
(
み
)
ても、
恁
(
か
)
う
凝然
(
ぢつ
)
として
居
(
ゐ
)
ると
遠
(
とほ
)
くの
方
(
ほう
)
へ
滅入
(
めい
)
つて
畢
(
しま
)
ふ
樣
(
やう
)
な
心持
(
こゝろもち
)
がして
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「国の広さは、南北八
日
(
か
)
路
(
じ
)
といわれています。大国の証拠には、日々、街道すじの往還、荷駄千匹ずつありと申す。以て、御推量がつくでしょう」
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
男らしい
洒落
(
しやらく
)
な性格の細君の
他
(
た
)
の一面には
怖
(
おそ
)
ろしく優しい所があつて、越して来て五
日
(
か
)
目に
風
(
かぜ
)
を引いて僕が寝て居ると
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
二
日
(
か
)
と
云
(
い
)
うものアンドレイ、エヒミチは
堪
(
こら
)
え
堪
(
こら
)
えて、
我慢
(
がまん
)
をしていたのであるが、三
日目
(
かめ
)
にはもうどうにも
堪
(
こら
)
え
切
(
き
)
れず。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
櫻木大佐等
(
さくらぎたいさら
)
は二十四
日
(
か
)
の
夜半
(
やはん
)
に
電光艇
(
でんくわうてい
)
に
乘
(
じやう
)
じて、
本島
(
ほんたう
)
を
離
(
はな
)
れ、
其
(
その
)
翌日
(
よくじつ
)
の
拂曉
(
ふつぎよう
)
には、
橄欖島
(
かんらんたう
)
の
島蔭
(
しまかげ
)
に
到着
(
たうちやく
)
する
約束
(
やくそく
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
毎月
(
まいげつ
)
十
日
(
か
)
毎
(
ごと
)
に
發表
(
はつぺう
)
する
貿易
(
ぼうえき
)
の
状態
(
じやうたい
)
は
發表毎
(
はつぺうごと
)
に
改善
(
かいぜん
)
されて、十一
月
(
ぐわつ
)
二十
日
(
か
)
の
輸入超過額
(
ゆにふてうくわがく
)
は七千
萬圓
(
まんゑん
)
に
減額
(
げんがく
)
した。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
『二
日
(
か
)
違
(
ちが
)
つてる!と
帽子屋
(
ばうしや
)
が
長太息
(
ためいき
)
を
吐
(
つ
)
きました。『
牛酪
(
バター
)
は
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
たないとお
前
(
まへ
)
に
云
(
い
)
ふて
置
(
お
)
いたぢやないか!』と
言
(
い
)
ひたして、
腹立
(
はらだた
)
しげに三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
の
方
(
はう
)
を
見
(
み
)
ました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
どうかあの倉のなかにある方々の土を加茂川の水で
捏
(
こ
)
ねて、その中へわしの屍骸を入れて一つ
土団子
(
つちだんご
)
をこしらへてくれ、そしてそれを三
日
(
か
)
三
夜
(
よさ
)
栗田
(
あはた
)
の
窯
(
かま
)
で焼いた上
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
K
氏
(
し
)
はすぐに、
村役場
(
むらやくば
)
へ
證明書
(
しようめいしよ
)
を
貰
(
もら
)
ひに
出
(
で
)
て
行
(
い
)
つたが、
失望
(
しつばう
)
して
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た。
證明書
(
しようめいしよ
)
なるものが
下附
(
かふ
)
されるには、十
日
(
か
)
かゝるか
二十日
(
はつか
)
かゝるか、
解
(
わか
)
らないといふ
事
(
こと
)
だつた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
不審な事には、自分より
三四
(
さんよ
)
っ
日
(
か
)
前に帰っているべきはずの安井の顔さえどこにも見えなかった。宗助はそれが気にかかるので、帰りにわざわざ安井の下宿へ回って見た。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“日”の意味
《名詞》
(ひ、ニチ、ニッ)太陽。
(ひ、ニッ)日光。日差し。
(ひ、ニチ、ニッ、ジツ)地球が1周の自転をするのにかかる時間の単位。おもに平均太陽日。暦日。
(ひ、ニチ、ニッ)太陽が観測できる時間帯。昼。
(ひ、ニチ、ニッ、ジツ)特定の一日。
(ひ、ニチ、ニッ)日数。日々。
(出典:Wiktionary)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“日”を含む語句
日本
昨日
明日
一昨日
日光
日中
今日
日本人
過日
日常
一日
後日
平日
日向
幾日
終日
何日
先日
春日
毎日
...