“気保養”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きほよう75.0%
きぼよう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母は満足らしい顔をしながら、別にこれという珍らしい事も無かったと答えたが、「でもね久しぶりに気保養きほようをしました。御蔭で」
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
真面目まじめに。)なるほど。そりゃあ遅く帰るせいもあるだろう。うむ。人間は気保養きほようもしなくてはならないからな。
それで僕は母にあなたこそ行って遊んで来たら気保養きぼようになってよかろうと忠告した。母はふところから千代子の手紙を出して見せた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)