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『第二海豹と雲』
ふりがな文庫
『
第二海豹と雲
(
だいにかいひょうとくも
)
』
飛べよ、深山懸巣、 神神はまた目ざめぬ。 磐が根に注連縄ひきはり、 幣帛にしで結ひ垂れ、 真榊の、鏡葉の音さやさやに うち清めて。 啼けよ早や深山懸巣、 日は若し、かの稚神、 ひむがしはすでにかぎろふ。 少女たち、黄菊には古代のかをりがある …
著者
北原白秋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
凝
(
こご
)
映
(
はえ
)
消
(
ぎ
)
女
(
め
)
木履
(
サボ
)
仰
(
あふ
)
小
(
ちひ
)
来
(
く
)
笑
(
ゑ
)
音
(
と
)
中天
(
ちゆうてん
)
体
(
たい
)
坊
(
ばう
)
好
(
す
)
寂
(
さ
)
寵児
(
まなご
)
小
(
ち
)
形
(
なり
)
御袍
(
ぎよはう
)
料
(
しろ
)
日
(
か
)
水
(
み
)
物珍
(
ものめづ
)
狭
(
せ
)
闌
(
ふ
)
高天
(
たかあめ
)
今宵
(
こよひ
)
冬晴
(
ふゆばれ
)
夜
(
よる
)
失
(
な
)
寒
(
かん
)
寒靄
(
かんもや
)
寝
(
ね
)
寺庭
(
てらには
)
少女
(
をとめ
)
居
(
を
)
幣帛
(
みてぐら
)
掌
(
て
)
昼餐
(
ひるげ
)
朝
(
あした
)
満潮
(
みちしほ
)
燻
(
いぶ
)
疱瘡
(
はうさう
)
目路
(
めぢ
)
真上
(
まうへ
)
真珠
(
しんじゆ
)
秀
(
ほ
)
紅
(
べに
)
翔
(
かけ
)
聖駕
(
みくるま
)
藺笠
(
ゐがさ
)
選
(
え
)
金
(
きん
)
陽
(
び
)
霊
(
たま
)
音
(
おと
)
頬
(
ほ
)
騒
(
ざわ
)
丈
(
たけ
)
上無
(
うへな
)
乳
(
ち
)
二
(
ふた
)
何花
(
なにばな
)
使
(
つか
)
傾
(
かし
)
反
(
そ
)
咲
(
さ
)
土
(
つち
)
坐
(
すわ
)
夜
(
よ
)
姿
(
すがた
)
子
(
こ
)
実
(
み
)
帝
(
みかど
)
往
(
い
)
後
(
あと
)
御悩
(
ごなう
)
愛児
(
まなご
)
断
(
き
)
日中
(
ひなか
)
時
(
とき
)
楊
(
やなぎ
)
永
(
なが
)
沁
(
し
)
海女
(
あま
)
海阪
(
うなざか
)
澄
(
す
)
濃
(
こ
)
濃青
(
こあを
)
灯
(
ひ
)
熟
(
う
)
爆
(
は
)
玉旛
(
ぎよくばん
)
球
(
たま
)
稚神
(
をさながみ
)
童
(
わらべ
)
篁
(
たかむら
)
結
(
ゆ
)
絮
(
わた
)
総角
(
あげまき
)