時には岩石が路傍に迫って来ていて、高い杉の枝は両側からおおいかぶさり、昼でも暗いような道を通ることはめずらしくなかった。
“杉(スギ)”の解説
スギ(杉、椙、倭木、学名: Cryptomeria japonica)は、裸子植物マツ綱のヒノキ科スギ属に分類される常緑高木になる針葉樹の1種である(図1)。スギは、スギ属の唯一の現生種とされることが多い。大きなものは高さ60メートルになり、日本自生の木の中で最も大きくなる種とされる。樹皮は赤褐色で縦に細長く裂ける。葉は鎌状針形、枝にらせん状につく。"花期"は早春、球果はその年の秋に熟す。成長が速く、比較的長命である。本州、四国、九州に自生し、また中国南部のものは自生とも植栽起源ともされる。日本の太平洋側と日本海側のスギでは形態的・生態的・遺伝的差異があり、それぞれオモテスギ、ウラスギとよばれる(→#分類)。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)