“神杉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみすぎ50.0%
かむすぎ25.0%
かんすぎ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一つは阿波の芝村の不動の神杉かみすぎというもの、二本の大木が地面から二丈ほどの所で、三間四方もある大きな巌石を支えております。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「いそのかみ布留ふる神杉かむすぎかむさびて恋をも我は更にするかも」(巻十一・二四一七)、「うつつにもいめにも吾ははざりきりたる君に此処にはむとは」(同・二六〇一)等があり
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
短か布留ふる神杉かんすぎカンガルー春きたれりと人招くがに
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)