“軒塲”の読み方と例文
読み方割合
のきば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぶし火鉢ひばち取分とりわけて三じやくゑん持出もちいだし、ひろあつめのすぎかぶせてふう/\と吹立ふきたつれば、ふす/\とけふりたちのぼりて軒塲のきばにのがれるこゑすさまじゝ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そのうちに一そらからりたかとおもふと、なんといふつばめが一むらりてます。そしてたがひうれしさうなこゑつて、ふる馴染なじみ軒塲のきばたづがほに、おもひ/\にわかれてんできます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)