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茶店
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ちやみせ
ふりがな文庫
“
茶店
(
ちやみせ
)” の例文
三十七
年
(
ねん
)
九
月
(
ぐわつ
)
十四
日
(
か
)
、
幻翁
(
げんおう
)
望生
(
ぼうせい
)
の
二人
(
ふたり
)
と
共
(
とも
)
に
余
(
よ
)
は
馬籠
(
まごめ
)
に
行
(
ゆ
)
き、
茶店
(
ちやみせ
)
に
荷物
(
にもつ
)
や
着物
(
きもの
)
を
預
(
あづ
)
けて
置
(
お
)
き、
息子
(
むすこ
)
を
人夫
(
にんぷ
)
に
頼
(
たの
)
んで、
遺跡
(
ゐせき
)
に
向
(
むか
)
つた。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
大雪
(
おほゆき
)
です——が、
停車場前
(
ステエシヨンまへ
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
では、まだ
小兒
(
せうに
)
たちの、そんな
聲
(
こゑ
)
が
聞
(
きこ
)
えて
居
(
ゐ
)
ました。
其
(
そ
)
の
時分
(
じぶん
)
は、
山
(
やま
)
の
根笹
(
ねざさ
)
を
吹
(
ふ
)
くやうに、
風
(
かぜ
)
もさら/\と
鳴
(
な
)
りましたつけ。
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
十三
(
じふそ
)
、
三國
(
みくに
)
と
川
(
かは
)
を
二
(
ふた
)
つ
越
(
こ
)
して、
服部
(
はつとり
)
の
天神
(
てんじん
)
に
參詣
(
さんけい
)
し、
鳥居前
(
とりゐまへ
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
に
息
(
やす
)
んだ
上
(
うへ
)
、またぼつ/\と
出
(
で
)
かけた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
かなり歩き
草臥
(
くたぶ
)
れたので、
路
(
みち
)
ばたに
茶店
(
ちやみせ
)
が一軒あつたのを仕合せに、皆はそこで一休みする事にした。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
崖
(
がけ
)
の
上
(
うへ
)
の
觀音樣
(
くわんのんさま
)
には
茶店
(
ちやみせ
)
がありました。
密柑
(
みかん
)
やたまご 、
駄菓子
(
だぐわし
)
なんどを
並
(
なら
)
べて、
參詣者
(
おまへりびと
)
の
咽喉
(
のど
)
を
澁茶
(
しぶちや
)
で
濕
(
しめ
)
させてゐたそのおばあさんは、
苦勞
(
くらう
)
しぬいて
來
(
き
)
た
人
(
ひと
)
でした。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
▼ もっと見る
娘
(
むすめ
)
さんはまた
絲
(
いと
)
を
紡
(
つむ
)
いで
熱心
(
ねつしん
)
に
働
(
はたら
)
いてゐるといふ
實際生活
(
じつさいせいかつ
)
を
見
(
み
)
ることが
出來
(
でき
)
、また
料理屋
(
りようりや
)
や
茶店
(
ちやみせ
)
も
各地方
(
かくちほう
)
にあるそのまゝの
建築
(
けんちく
)
で、
料理
(
りようり
)
もまたその
地方
(
ちほう
)
の
名物
(
めいぶつ
)
を
食
(
く
)
はせ
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
古縄
(
ふるなは
)
を
蛇
(
へび
)
とし
駭
(
おど
)
せば、おどされたる
妓
(
ぎ
)
愕
(
びつくり
)
して
片足
(
かたあし
)
泥田
(
どろた
)
へふみいれしを
衆人
(
みな/\
)
辴然
(
おほわらひ
)
す。此
途
(
みち
)
は
凡
(
すべ
)
て
農業
(
のうげふ
)
の
通路
(
つうろ
)
なれば
憇
(
いこ
)
ふべき
茶店
(
ちやみせ
)
もなく、
半途
(
はんと
)
に
至
(
いた
)
りて古き
社
(
やしろ
)
に入りてやすらふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
起
(
おこ
)
す共起はせまじ幸ひ此茶店にて夜を明さんと
呟
(
つぶや
)
きつゝ
茶店
(
ちやみせ
)
に入てお粂が
通夜
(
つや
)
して
居
(
をる
)
共知らず上り
込
(
こん
)
だり扨もお粂は
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
の女なれば先方の心は知らざれ共
闇
(
くら
)
さは
闇
(
くら
)
し
息
(
いき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
頂上
(
ちようじよう
)
近
(
ちか
)
くに
茶店
(
ちやみせ
)
、
宿屋
(
やどや
)
數軒
(
すうけん
)
あり、
冬季
(
とうき
)
でも
登攀
(
とうはん
)
不可能
(
ふかのう
)
でない。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
しばしを村の
茶店
(
ちやみせ
)
にいこひ
放翁鑑賞:06 その六 ――放翁絶句十三首和訳(つけたり、雑詩七首)――
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
街道
(
かいだう
)
や藤の
茶店
(
ちやみせ
)
の
紅
(
あか
)
き灯に
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
茶店
(
ちやみせ
)
の茶やら
極楽とんぼ
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
茶店
(
ちやみせ
)
の
老人夫婦
(
らうじんふうふ
)
とは
懇意
(
こんい
)
に
成
(
な
)
つて『
旦那
(
だんな
)
又
(
また
)
石拾
(
いしひろ
)
ひですか。
然
(
さ
)
う
始終
(
しじう
)
見
(
み
)
えては、
既
(
も
)
う
有
(
あ
)
りますまい』と
笑
(
わら
)
はれる
位
(
くらゐ
)
にまでなつた。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
一
臺
(
だい
)
の
腕車
(
わんしや
)
二
人
(
にん
)
の
車夫
(
しやふ
)
は、
此
(
こ
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
に
留
(
とゞ
)
まつて、
人々
(
ひと/″\
)
とともに
手當
(
てあて
)
をし、
些
(
ちつ
)
とでもあがきが
着
(
つ
)
いたら、
早速
(
さつそく
)
武生
(
たけふ
)
までも
其日
(
そのひ
)
の
内
(
うち
)
に
引返
(
ひつかへ
)
すことにしたのである。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
『あゝ、
御寺内
(
ごじない
)
のお
客
(
きやく
)
さんだつかいな。
孫右衞門
(
まごゑもん
)
さん、
御苦勞
(
ごくらう
)
はん。』と、
茶店
(
ちやみせ
)
の
女
(
をんな
)
は
愛嬌
(
あいけう
)
を
振
(
ふ
)
り
撒
(
ま
)
いた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
古縄
(
ふるなは
)
を
蛇
(
へび
)
とし
駭
(
おど
)
せば、おどされたる
妓
(
ぎ
)
愕
(
びつくり
)
して
片足
(
かたあし
)
泥田
(
どろた
)
へふみいれしを
衆人
(
みな/\
)
辴然
(
おほわらひ
)
す。此
途
(
みち
)
は
凡
(
すべ
)
て
農業
(
のうげふ
)
の
通路
(
つうろ
)
なれば
憇
(
いこ
)
ふべき
茶店
(
ちやみせ
)
もなく、
半途
(
はんと
)
に
至
(
いた
)
りて古き
社
(
やしろ
)
に入りてやすらふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
祈
(
いの
)
らん者と一
※
(
づ
)
に思ひ
込
(
こみ
)
しかば夫よりして秋葉山へ
遙々
(
はる/″\
)
と登しが本社は
女人禁制
(
によにんきんせい
)
なるゆゑ上る事ならず因て
玉垣
(
たまがき
)
の外にて
祈
(
いの
)
り居しに
早晩
(
いつしか
)
夜に入ければいざや私が家へ戻らんと
崖
(
がけ
)
の道へ來
掛
(
かゝ
)
るに
茶店
(
ちやみせ
)
の
仕舞
(
しまひ
)
たるが在しにぞ是れ
屈竟
(
くつきやう
)
なりと
笹
(
さゝ
)
の葉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
茶店
(
ちやみせ
)
のばあさん
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
後
(
のち
)
に
小田原
(
をだはら
)
の
町
(
まち
)
を
放
(
はな
)
れ、
函嶺
(
はこね
)
の
湯本
(
ゆもと
)
近
(
ぢか
)
に
一軒
(
いつけん
)
、
茶店
(
ちやみせ
)
の
娘
(
むすめ
)
、
窶
(
やつ
)
れ
姿
(
すがた
)
のいと
美
(
うつく
)
しきが、
路傍
(
みちばた
)
の
筧
(
かけひ
)
、
前
(
まへ
)
なる
山
(
やま
)
凡
(
およ
)
そ
三四百間
(
さんしひやくけん
)
遠
(
とほ
)
き
處
(
ところ
)
に
千歳
(
ちとせ
)
久
(
ひさ
)
しき
靈水
(
かたちみづ
)
を
引
(
ひ
)
いたりといふ
城の石垣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
松並木
(
まつなみき
)
が
盡
(
つ
)
きると、
石
(
いし
)
だたみのだら/\
坂
(
ざか
)
があつて、
其
(
そ
)
の
邊
(
へん
)
から
兩側
(
りやうがは
)
に
茶店
(
ちやみせ
)
が
並
(
なら
)
んでゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
人夫
(
にんぷ
)
として
茶店
(
ちやみせ
)
の
息子
(
むすこ
)
が
鍬
(
くわ
)
を
取
(
と
)
つたが、
間
(
ま
)
もなく
石匙
(
いしさじ
)
を
掘出
(
ほりだ
)
した。(第四圖ホ參照)
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
垂氷
(
たるひ
)
となりて一二寸づゝ
枝毎
(
えだごと
)
にひしとさがりたるが、
青柳
(
あをやぎ
)
の糸に白玉をつらぬきたる如く、これに
旭
(
あさひ
)
のかゞやきたるはえもいはれざる
好景
(
かうけい
)
なりしゆゑ、堤の
茶店
(
ちやみせ
)
にしばしやすらひてながめつゝ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
前途
(
ゆくて
)
七
里
(
り
)
焼山
(
やけやま
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
に
着
(
つ
)
いて、
少時
(
しばらく
)
するまで、この
友船
(
ともぶね
)
は
境
(
さかひ
)
を
隔
(
へだ
)
てたやうに
別
(
わか
)
れたのである。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
日
(
ひ
)
に
何
(
なん
)
千
人
(
にん
)
、
時
(
とき
)
としては
何萬人
(
なんまんにん
)
と
數
(
かず
)
へられ、お
賽錢
(
さいせん
)
だけでも
日
(
ひ
)
に
何
(
なん
)
百
圓
(
ゑん
)
といふ
揚
(
あが
)
り
高
(
だか
)
で、それに
連
(
つ
)
れて
今
(
いま
)
までは
寂
(
さび
)
しかつた
田舍道
(
ゐなかみち
)
に、
軒
(
のき
)
を
並
(
なら
)
べる
茶店
(
ちやみせ
)
やら
賣店
(
ばいてん
)
やら、これも
新築
(
しんちく
)
三百
餘軒
(
よけん
)
に
達
(
たつ
)
したとは
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
大方
(
おほかた
)
は
恁
(
か
)
くあらむと、
期
(
ご
)
したることとて、
民子
(
たみこ
)
も
豫
(
あらかじ
)
め
覺悟
(
かくご
)
したから、
茶店
(
ちやみせ
)
で
草鞋
(
わらぢ
)
を
穿
(
は
)
いて
來
(
き
)
たので、
此處
(
こゝ
)
で
母衣
(
ほろ
)
から
姿
(
すがた
)
を
顯
(
あらは
)
し、
山路
(
やまぢ
)
の
雪
(
ゆき
)
に
下立
(
おりた
)
つと、
早
(
は
)
や
其
(
そ
)
の
爪先
(
つまさき
)
は
白
(
しろ
)
うなる。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
前刻
(
さツき
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
から
此処
(
こゝ
)
へ
来
(
く
)
るまで、
売薬
(
ばいやく
)
の
外
(
ほか
)
は
誰
(
たれ
)
にも
逢
(
あ
)
はなんだことは
申上
(
まをしあ
)
げるまでもない。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
けれども、
其
(
そ
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
の
婆
(
ばあ
)
さんは
正
(
しやう
)
のものです。
現
(
げん
)
に、
私
(
わたし
)
が
通
(
とほ
)
り
掛
(
がか
)
りに
沼
(
ぬま
)
の
汀
(
みぎは
)
の
祠
(
ほこら
)
をさして、(あれは
何樣
(
なにさま
)
の
社
(
やしろ
)
でせう。)と
尋
(
たづ
)
ねた
時
(
とき
)
に、(
賽
(
さい
)
の
神樣
(
かみさま
)
だ。)と
云
(
い
)
つて
教
(
をし
)
へたものです。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
水
(
みづ
)
を……
水
(
みづ
)
をと
唯
(
たゞ
)
云
(
い
)
つたのに、
山蔭
(
やまかげ
)
に
怪
(
あや
)
しき
伏屋
(
ふせや
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
の、
若
(
わか
)
き
女房
(
にようばう
)
は、
優
(
やさ
)
しく
砂糖
(
さたう
)
を
入
(
い
)
れて
硝子盃
(
コツプ
)
を
與
(
あた
)
へた。
藥師
(
やくし
)
の
化身
(
けしん
)
の
樣
(
やう
)
に
思
(
おも
)
ふ。
人
(
ひと
)
の
情
(
なさけ
)
は、
時
(
とき
)
に、あはれなる
旅人
(
たびびと
)
に
惠
(
めぐ
)
まるゝ。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
柳
(
やなぎ
)
の
奧
(
おく
)
に、
葉
(
は
)
を
掛
(
か
)
けて、
小
(
ちひ
)
さな
葭簀張
(
よしずばり
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
が
見
(
み
)
えて、
横
(
よこ
)
が
街道
(
かいだう
)
、すぐに
水田
(
みづた
)
で、
水田
(
みづた
)
のへりの
流
(
ながれ
)
にも、はら/\
燕子花
(
かきつばた
)
が
咲
(
さ
)
いて
居
(
ゐ
)
ます。
此
(
こ
)
の
方
(
はう
)
は、
薄碧
(
うすあを
)
い、
眉毛
(
まゆげ
)
のやうな
遠山
(
とほやま
)
でした。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
翌朝
(
よくてう
)
まだ
薄暗
(
うすぐら
)
かつたが、
七時
(
しちじ
)
に
乘
(
の
)
つた
俥
(
くるま
)
が、はずむ
酒手
(
さかて
)
もなかつたのに、
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
の
午後
(
ごご
)
九時
(
くじ
)
と
云
(
い
)
ふのに、
金澤
(
かなざは
)
の
町外
(
まちはづ
)
れの
茶店
(
ちやみせ
)
へ
着
(
つ
)
いた。
屈竟
(
くつきやう
)
な
若
(
わか
)
い
男
(
をとこ
)
と
云
(
い
)
ふでもなく
年配
(
ねんぱい
)
の
車夫
(
くるまや
)
である。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
相州
(
さうしう
)
小田原
(
をだはら
)
の
町
(
まち
)
に
電車鐵道
(
でんしやてつだう
)
待合
(
まちあひ
)
の、
茶店
(
ちやみせ
)
の
亭主
(
ていしゆ
)
が
言
(
ことば
)
に
因
(
よ
)
れば、
土地
(
とち
)
の
鹽辛
(
しほから
)
、
蒲鉾
(
かまぼこ
)
、
外郎
(
うゐらう
)
、
及
(
およ
)
び
萬年町
(
まんねんちやう
)
の
竹屋
(
たけや
)
の
藤
(
ふぢ
)
、
金格子
(
きんがうし
)
の
東海棲
(
とうかいろう
)
、
料理店
(
れうりてん
)
の
天利
(
てんり
)
、
城
(
しろ
)
の
石垣
(
いしがき
)
、
及
(
およ
)
び
外廓
(
そとぐるわ
)
の
梅林
(
ばいりん
)
は、
凡
(
およ
)
そ
日本一
(
につぽんいち
)
也
(
なり
)
。
城の石垣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
春日野村
(
かすがのむら
)
に
着
(
つ
)
いたので、
先
(
ま
)
づ一
軒
(
けん
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
に
休
(
やす
)
んで、
一行
(
いつかう
)
は
吻
(
ほつ
)
と
呼吸
(
いき
)
。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
其
(
そ
)
の
後
(
あと
)
から、
茶店
(
ちやみせ
)
の
婆
(
ばあ
)
さんが
手
(
て
)
を
泳
(
およ
)
がせて、
此
(
これ
)
も
走
(
はし
)
る……
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
(もし、
姉
(
ねえ
)
さん。)といつて
茶店
(
ちやみせ
)
の
女
(
をんな
)
に
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
といつて
茶店
(
ちやみせ
)
の
女
(
をんな
)
の
背中
(
せなか
)
を
叩
(
たゝ
)
いた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ゐなか
侍
(
ざむらひ
)
茶店
(
ちやみせ
)
にあぐら。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“茶店”の意味
《名詞》
(さてん, ちゃてん, ちゃみせ) 茶葉を売る店。
(さてん, ちゃてん, ちゃみせ) 軽食を提供して通行人を休ませる店。
(さてん) 喫茶店の略称。
(出典:Wiktionary)
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“茶店”で始まる語句
茶店娘