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外郎
ふりがな文庫
“外郎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ういろう
66.7%
うゐらう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ういろう
(逆引き)
何のつもりか、
外郎
(
ういろう
)
を二丁買い込んで、それを胴巻の中へ、しまおうとする途端に、
店頭
(
みせさき
)
の一方から不意に
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
来るのはよいがかえすのはいやだとしきりにお母さんがおっしゃり私もその心持です。いろいろ、お味噌だの、かきもちだの草餅だの
外郎
(
ういろう
)
だの小さいすりこぎだの頂いてかえるの。
獄中への手紙:04 一九三七年(昭和十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
外郎(ういろう)の例文をもっと
(4作品)
見る
うゐらう
(逆引き)
莞爾
(
くわんじ
)
として
聞
(
き
)
きながら、よし/\
其
(
それ
)
もよし、
蒲鉾
(
かまぼこ
)
は
旅店
(
はたごや
)
の
口取
(
くちとり
)
でお
知己
(
ちかづき
)
、
烏賊
(
いか
)
の
鹽辛
(
しほから
)
は
節季
(
せつき
)
をかけて
漬物屋
(
つけものや
)
のびらで
知
(
し
)
る
通
(
とほり
)
、
外郎
(
うゐらう
)
は
小本
(
こほん
)
、
物語
(
ものがたり
)
で
懇意
(
こんい
)
なるべし。
城の石垣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
三十一日
(
さんじふいちにち
)
、
小田原
(
をだはら
)
見物
(
けんぶつ
)
、
遊女屋
(
いうぢよや
)
軒
(
のき
)
を
並
(
なら
)
べて
賑
(
にぎやか
)
なり。
蒲燒屋
(
かばやきや
)
を
覗
(
のぞ
)
き
外郎
(
うゐらう
)
を
購
(
あがな
)
ひなどしてぼんやり
通
(
とほ
)
る。
風采
(
ふうさい
)
極
(
きは
)
めて
北八
(
きたはち
)
に
似
(
に
)
たり。
萬年町
(
まんねんちやう
)
といふに
名代
(
なだい
)
の
藤棚
(
ふぢだな
)
を
見
(
み
)
、
小田原
(
をだはら
)
の
城
(
しろ
)
を
見
(
み
)
る。
熱海の春
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
外郎(うゐらう)の例文をもっと
(2作品)
見る
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“外郎”で始まる語句
外郎売
外郎屋
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外郎屋
左司員外郎
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