トップ
>
函嶺
ふりがな文庫
“函嶺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はこね
78.6%
かんれい
21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこね
(逆引き)
桂木は其の
病
(
や
)
まざる
前
(
ぜん
)
の性質に
復
(
ふく
)
したれば、貴夫人が
情
(
なさけ
)
ある贈物に
酬
(
むく
)
いるため——
函嶺
(
はこね
)
を越ゆる時汽車の中で
逢
(
あ
)
つた同窓の学友に、
何処
(
どちら
)
へ、と問はれて
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
紅葉
(
もみじ
)
はちょうど見ごろ、差迫った御用もない折を狙って、銭形平次は、
函嶺
(
はこね
)
まで湯治旅と
洒落
(
しゃれ
)
ました。
銭形平次捕物控:082 お局お六
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
函嶺(はこね)の例文をもっと
(11作品)
見る
かんれい
(逆引き)
「世の中は近々平和になるよ。だが今後とも小ぜりあいはあろう。幕臣たる者は油断してはならない。八郎、お前、
久能山
(
くのうざん
)
へ行け!
函嶺
(
かんれい
)
の
険
(
けん
)
を
扼
(
やく
)
してくれ!」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
われは
函嶺
(
かんれい
)
の東、山水の威霊少なからぬところに
産
(
うま
)
れたれば、我が故郷はと問はゞそこと答ふるに
躊躇
(
ためら
)
はねども、往時の産業は破れ、知己親縁の風流雲散せざるはなく
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
函嶺(かんれい)の例文をもっと
(3作品)
見る
“函嶺(
箱根山
)”の解説
箱根山(はこねやま)は、日本の神奈川県足柄下郡箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる火山の総称である(内訳は『主な山』節参照)。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。地名「箱根」は古くは「函根」と記したが、同じく「箱根山」は函根山と記し、函嶺(かんれい)ともいった(函嶺洞門、函南町などといった地名に名残がある)。
(出典:Wikipedia)
函
漢検準1級
部首:⼐
8画
嶺
漢検準1級
部首:⼭
17画
“函”で始まる語句
函
函館
函根
函数
函南
函中
函迫
函入
函車
函谷関
“函嶺”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
泉鏡太郎
泉鏡花
国木田独歩
徳田秋声
北村透谷
国枝史郎
森鴎外
永井荷風
野村胡堂