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函嶺
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かんれい
ふりがな文庫
“
函嶺
(
かんれい
)” の例文
「世の中は近々平和になるよ。だが今後とも小ぜりあいはあろう。幕臣たる者は油断してはならない。八郎、お前、
久能山
(
くのうざん
)
へ行け!
函嶺
(
かんれい
)
の
険
(
けん
)
を
扼
(
やく
)
してくれ!」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
われは
函嶺
(
かんれい
)
の東、山水の威霊少なからぬところに
産
(
うま
)
れたれば、我が故郷はと問はゞそこと答ふるに
躊躇
(
ためら
)
はねども、往時の産業は破れ、知己親縁の風流雲散せざるはなく
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
鎖藩
(
さはん
)
の政略は、日本全州に行われ、
函嶺
(
かんれい
)
の
関所
(
せきしょ
)
を通行するの難きは、仏人がアルサス、ローレンズを通行するの難きよりも難く、年々歳々東西南北の諸大名が、その行列
供連
(
ともづれ
)
を
倶
(
ぐ
)
して
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
“函嶺(
箱根山
)”の解説
箱根山(はこねやま)は、日本の神奈川県足柄下郡箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる火山の総称である(内訳は『主な山』節参照)。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。地名「箱根」は古くは「函根」と記したが、同じく「箱根山」は函根山と記し、函嶺(かんれい)ともいった(函嶺洞門、函南町などといった地名に名残がある)。
(出典:Wikipedia)
函
漢検準1級
部首:⼐
8画
嶺
漢検準1級
部首:⼭
17画
“函”で始まる語句
函
函館
函根
函数
函南
函中
函迫
函入
函車
函谷関