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部分
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ぶぶん
ふりがな文庫
“
部分
(
ぶぶん
)” の例文
わが
國
(
くに
)
に
於
(
お
)
ける
三階建
(
さんがいだて
)
は
勿論
(
もちろん
)
、
二階建
(
にかいだて
)
も
大抵
(
たいてい
)
各階
(
かくかい
)
の
柱
(
はしら
)
が
床
(
とこ
)
の
部分
(
ぶぶん
)
に
於
(
おい
)
て
繼
(
つ
)
がれてある。
即
(
すなは
)
ち
通
(
とほ
)
し
柱
(
はしら
)
を
用
(
もち
)
ひないで
大神樂造
(
だいかぐらづく
)
りにしてある。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
又
(
また
)
その
内容
(
ないよう
)
も
古今
(
ここん
)
に
亘
(
わた
)
り、
顕幽
(
けんゆう
)
に
跨
(
またが
)
り、
又
(
また
)
或
(
あ
)
る
部分
(
ぶぶん
)
は一
般的
(
ぱんてき
)
、
又
(
また
)
或
(
あ
)
る
部分
(
ぶぶん
)
は
個人的
(
こじんてき
)
と
言
(
い
)
った
具合
(
ぐあい
)
に、
随分
(
ずいぶん
)
まちまちに
入
(
い
)
り
乱
(
みだ
)
れて
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
最も
細
(
ほそ
)
く作られたるものは其
原料
(
げんれう
)
甚だ
見分
(
みわ
)
け難けれど
稍
(
やや
)
太
(
ふと
)
きもの及び
未成
(
みせい
)
のものを
列
(
つら
)
ね考ふれば、あかがひの
縁
(
へり
)
の
部分
(
ぶぶん
)
なる事を知るを得。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
形容詞
(
けいようし
)
=〔一〕Belonging to all parts of the world(
世界
(
せかい
)
總
(
すべ
)
ての
部分
(
ぶぶん
)
に
屬
(
ぞく
)
する)
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
その
光
(
ひかり
)
の
弱
(
よわ
)
い
電燈
(
でんとう
)
は、
闇
(
やみ
)
の
中
(
なか
)
をわずかに
円
(
まる
)
く一
部分
(
ぶぶん
)
だけ
切
(
き
)
り
抜
(
ぬ
)
いたもののように、ほんのりと
明
(
あか
)
るく
浮
(
う
)
き
出
(
だ
)
していました。
老工夫と電灯:――大人の童話――
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
然
(
さ
)
うして
龕燈
(
がんどう
)
を
持
(
も
)
つ
手
(
て
)
を
横穴
(
よこあな
)
に
突出
(
つきだ
)
して、
内部
(
ないぶ
)
を
照
(
て
)
らして
見
(
み
)
やうとしたが、
其
(
その
)
光
(
ひかり
)
の
當
(
あた
)
る
部分
(
ぶぶん
)
は、
白氣
(
はくき
)
濛々
(
もう/\
)
として
物凄
(
ものすご
)
く、
何
(
なに
)
が
何
(
なに
)
やら
少
(
すこ
)
しも
分
(
わか
)
らぬ。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
と、きれぎれになっていたからだの
部分
(
ぶぶん
)
が、たちまちつなぎあわさったかと思うと、ヘビはピクピクうごきだして、生きかえったではありませんか。
三枚のヘビの葉
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
凡
(
およ
)
そ
眞
(
しん
)
の
化物
(
ばけもの
)
といふものは、
何處
(
どこ
)
の
部分
(
ぶぶん
)
を
切
(
き
)
り
離
(
はな
)
しても、一
種
(
しゆ
)
異樣
(
いやう
)
な
形相
(
げうさう
)
で、
全體
(
ぜんたい
)
としては
渾然
(
こんぜん
)
一
種
(
しゆ
)
の
纏
(
まと
)
まつた
形
(
かたち
)
を
成
(
な
)
したものでなければならない。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
なぜなら、人間は、この湖が
肥
(
こ
)
えた
豊
(
ゆた
)
かな
平野
(
へいや
)
の大きな
部分
(
ぶぶん
)
に、ひろがっていることを忘れてはいないからです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
照
(
て
)
らされた
部分
(
ぶぶん
)
は
明
(
あか
)
るい
灰色
(
はひいろ
)
の
斷片
(
だんぺん
)
となつて
暗
(
くら
)
い
中
(
なか
)
にほつかり
落
(
お
)
ちた。さうして
二人
(
ふたり
)
の
影
(
かげ
)
が
動
(
うご
)
くに
伴
(
つ
)
れて
動
(
うご
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
竹
(
たけ
)
の
葉
(
は
)
を
以
(
もつ
)
て
茶碗
(
ちやわん
)
の
水
(
みづ
)
を三
度
(
ど
)
掻
(
か
)
き
廻
(
まは
)
してそつと
手
(
て
)
を
放
(
はな
)
した。ランプの
光
(
ひかり
)
に
竹
(
たけ
)
の
葉
(
は
)
は
水
(
みづ
)
から
出
(
で
)
た
部分
(
ぶぶん
)
は
青
(
あを
)
く、
水
(
みづ
)
に
沒
(
ぼつ
)
した
部分
(
ぶぶん
)
は
水銀
(
すゐぎん
)
のやうに
白
(
しろ
)
く
光
(
ひか
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
これが
毎年
(
まいねん
)
くり
返
(
かへ
)
されると、その
一年
(
いちねん
)
ごとに
生長
(
せいちよう
)
した
部分
(
ぶぶん
)
だけが、
圓
(
まる
)
く
環
(
わ
)
になつて
區分
(
くわ
)
けがつくのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
この
稱
(
とな
)
へ
言
(
ごと
)
のうちのある
部分
(
ぶぶん
)
が、
諺
(
ことわざ
)
となり、ものがたりの
肝腎
(
かんじん
)
な
部分
(
ぶぶん
)
が、
歌
(
うた
)
となつたのであります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
あの
支那
(
しな
)
では
漢
(
かん
)
の
時代
(
じだい
)
ごろには、
圓瓦
(
まるがはら
)
の
先
(
さき
)
に
模樣
(
もよう
)
や
文字
(
もじ
)
がつけてありました。
瓦
(
かはら
)
のこの
部分
(
ぶぶん
)
を
瓦當
(
がとう
)
と
呼
(
よ
)
んでゐます。
中
(
なか
)
にはまたまんまるでなく
半圓形
(
はんえんけい
)
のものもあります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
其箪笥
(
そのたんす
)
の二
番目
(
ばんめ
)
の
抽斗
(
ひきだし
)
から
喰出
(
はみだ
)
してゐるのは、
小豆色
(
あづきいろ
)
の
友染縮緬
(
いうぜんちりめん
)
の
背負揚
(
しよいあげ
)
の
端
(
はし
)
で、
其
(
そ
)
の
見
(
み
)
える
部分
(
ぶぶん
)
に、
鉄扇花
(
てつせんくわ
)
でゞもあらうか、キザ/″\の
花
(
はな
)
の
図案化
(
づあんくわ
)
された
模様
(
もやう
)
が
見
(
み
)
えて、
其
(
それ
)
が
目
(
め
)
につくと
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
われ/\は
最初
(
さいしよ
)
の
弱
(
よわ
)
い
部分
(
ぶぶん
)
を
初期微動
(
しよきびどう
)
と
名
(
な
)
づけ、
中頃
(
なかごろ
)
の
強
(
つよ
)
い
部分
(
ぶぶん
)
を
主要動
(
しゆようどう
)
或
(
あるひ
)
は
主要部
(
しゆようぶ
)
、
終
(
をは
)
りの
弱
(
よわ
)
い
部分
(
ぶぶん
)
を
終期部
(
しゆうきぶ
)
と
名
(
な
)
づけてゐる。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
シベリヤ東北の
住民
(
ぢうみん
)
、アメリカ極北の住民及びグリーンランドのエスキモは眼の
部分
(
ぶぶん
)
に細き横線を截り透かしたる眼蔓樣のものを
用
(
もち
)
ゐる事有り。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
彼等
(
かれら
)
は
自己
(
じこ
)
の
心
(
こゝろ
)
のある
部分
(
ぶぶん
)
に、
人
(
ひと
)
に
見
(
み
)
えない
結核性
(
けつかくせい
)
の
恐
(
おそ
)
ろしいものが
潛
(
ひそ
)
んでゐるのを、
仄
(
ほの
)
かに
自覺
(
じかく
)
しながら、わざと
知
(
し
)
らぬ
顏
(
がほ
)
に
互
(
たがひ
)
と
向
(
む
)
き
合
(
あ
)
つて
年
(
とし
)
を
過
(
すご
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
わかりやすく
言
(
い
)
へば、
地球上
(
ちきゆうじよう
)
の
部分
(
ぶぶん
)
部分
(
ぶぶん
)
が、
赤道
(
せきどう
)
に
沿
(
そ
)
うて
帶
(
おび
)
のように
細長
(
ほそなが
)
くわかれてをり、その
一
(
ひと
)
つ/\に、それ/″\ちがつた
植物
(
しよくぶつ
)
がそだつてゐることをいふのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
まだ、
私
(
わたし
)
の
皮膚
(
ひふ
)
には、あの
林
(
はやし
)
の
中
(
なか
)
にあったころを
思
(
おも
)
わせるような、
青
(
あお
)
い
部分
(
ぶぶん
)
が
残
(
のこ
)
っている。じつに、あの
林
(
はやし
)
の
中
(
なか
)
にあった
時分
(
じぶん
)
は、なんという、
青々
(
あおあお
)
とした
体
(
からだ
)
であったろう……。
河水の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
骨
(
ほね
)
といつても、たゞ
頭蓋骨
(
ずがいこつ
)
の
頂
(
いたゞ
)
き、いはゆる
頭
(
あたま
)
の
皿
(
さら
)
の
部分
(
ぶぶん
)
と
左
(
ひだり
)
の
腿
(
もゝ
)
の
骨
(
ほね
)
の
一部分
(
いちぶぶん
)
と
臼齒
(
きゆうし
)
が
出
(
で
)
たばかりでありますが、これを
調
(
しら
)
べて
見
(
み
)
ると、どうしても
今日
(
こんにち
)
の
類人猿
(
るいじんえん
)
とは
違
(
ちが
)
つて
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
彼
(
かれ
)
の
風呂敷包
(
ふろしきづゝみ
)
から
獲
(
え
)
つゝあつた
金錢
(
きんせん
)
は
些少
(
すこし
)
のものであつたが、それは
時
(
とき
)
として
彼
(
かれ
)
の
硬
(
こは
)
ばつた
舌
(
した
)
に
適
(
てき
)
した
食料
(
しよくれう
)
の
或
(
ある
)
物
(
もの
)
を
求
(
もと
)
める
外
(
ほか
)
に一
部分
(
ぶぶん
)
は
與吉
(
よきち
)
の
小
(
ちひ
)
さな
手
(
て
)
に
落
(
おと
)
されるのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
この
二
(
ふた
)
つの
言葉
(
ことば
)
は、
元
(
もと
)
、
日本
(
につぽん
)
古代
(
こだい
)
の
神樣
(
かみさま
)
のおつしやつた
言葉
(
ことば
)
として、
信
(
しん
)
じられてゐたのですが、そのうち、だん/\その
言葉
(
ことば
)
のうちにもつと、
押
(
お
)
しつめた
短
(
みじか
)
い
部分
(
ぶぶん
)
を、
神樣
(
かみさま
)
の
言葉
(
ことば
)
と
考
(
かんが
)
へ
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
所
(
ところ
)
が、それから十
年
(
ねん
)
立
(
た
)
つて
日露戰爭
(
にちろせんさう
)
が
起
(
おこ
)
つた
時
(
とき
)
、
私
(
わたし
)
は
既
(
すで
)
に
非戰論者
(
ひせんろんしや
)
として×
國心
(
こくしん
)
を
嘲笑
(
てうせう
)
してゐた。
私
(
わたし
)
は
日本國民
(
にほんこくみん
)
として、
日本國土
(
にほんこくど
)
の
極小
(
ごくせう
)
の一
部分
(
ぶぶん
)
すらも
分
(
わか
)
ち
與
(
あた
)
へられて
居
(
ゐ
)
ない
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
つてゐた。
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
それでも、
西面南部
(
せいめんなんぶ
)
の二
箇
(
こ
)
の
横穴
(
よこあな
)
は、
大概
(
たいがい
)
發掘
(
はつくつ
)
を
終
(
をは
)
り、
其岩壁
(
そのがんぺき
)
が
欠壞
(
けつくわい
)
して、
奧
(
おく
)
で
貫通
(
くわんつう
)
して
居
(
ゐ
)
る
事
(
こと
)
が
判明
(
はんめい
)
し、
又
(
また
)
石灰分
(
せきくわいぶん
)
が
岩面
(
がんめん
)
の
龜裂
(
きれつ
)
の
部分
(
ぶぶん
)
から
漏出
(
らうしゆつ
)
して、
小鐘乳石
(
せうしやうにふせき
)
を
垂下
(
すいか
)
して
居
(
ゐ
)
るのを
發見
(
はつけん
)
した。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
入り口と
周壁
(
しうへき
)
の或る
部分
(
ぶぶん
)
には
席
(
むしろ
)
を下げ置きしなるべく、
地上
(
ちじやう
)
には木材を
並
(
なら
)
べ、其上に席、
編
(
あ
)
み
物
(
もの
)
、
獸皮
(
じうひ
)
、
木皮抔
(
もくひなど
)
敷
(
し
)
き
列
(
つら
)
ねて座臥の塲所とせしなるべし。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
しかも
其燒失區域
(
そのしようしつくいき
)
は
町
(
まち
)
の
最
(
もつと
)
も
重要
(
じゆうよう
)
な
部分
(
ぶぶん
)
を
占
(
し
)
めてゐたので、
損失
(
そんしつ
)
の
實際
(
じつさい
)
の
價値
(
かち
)
は
更
(
さら
)
に
重大
(
じゆうだい
)
なものであつたのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
それが
實生活
(
じつせいくわつ
)
の
嚴
(
おごそ
)
かな
部分
(
ぶぶん
)
を
冒
(
をか
)
す
樣
(
やう
)
になつたのは、
全
(
まつた
)
く
珍
(
めづ
)
らしいと
云
(
い
)
はなければならなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
今
(
いま
)
までは
食物
(
しよくもつ
)
を
煑
(
に
)
ることを
知
(
し
)
らなかつた
人間
(
にんげん
)
が、
土器
(
どき
)
によつて
動物
(
どうぶつ
)
の
肉
(
にく
)
でも
植物
(
しよくぶつ
)
でも、
自由
(
じゆう
)
に
煑
(
に
)
ることが
出來
(
でき
)
るようになつたので、
今
(
いま
)
まで
食
(
た
)
べられなかつた
品物
(
しなもの
)
や
食物
(
しよくもつ
)
の
部分
(
ぶぶん
)
も
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
じひしんちょう(
慈悲心鳥
(
じひしんちよう
)
)の
聲
(
こゑ
)
は
山中
(
さんちゆう
)
でなければ
聞
(
き
)
かれません。これは
背
(
せ
)
に
灰黒色
(
かいこくしよく
)
、
胸
(
むね
)
と
腹
(
はら
)
が
淡赤茶色
(
うすあかちやいろ
)
で、
同
(
おな
)
じその
部分
(
ぶぶん
)
の
白
(
しろ
)
いほとゝぎすやかっこうと
區別
(
くべつ
)
することが
出來
(
でき
)
ます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
田
(
た
)
が
凡
(
すべ
)
て
植
(
う
)
ゑ
畢
(
をは
)
つた
時
(
とき
)
には
畦畔
(
くろ
)
にも
短
(
みじか
)
い
草
(
くさ
)
が
生
(
は
)
えて
居
(
ゐ
)
て
土
(
つち
)
の
黒
(
くろ
)
い
部分
(
ぶぶん
)
が
何處
(
どこ
)
にも
見
(
み
)
えなく
成
(
な
)
る。
自然
(
しぜん
)
は
始
(
はじ
)
めて
自己
(
じこ
)
の
滿足
(
まんぞく
)
を
得
(
え
)
た
樣
(
やう
)
にからりと
快
(
こゝろ
)
よい
空
(
そら
)
を
拭
(
ぬぐ
)
うて
暑
(
あつ
)
い
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
を
投
(
な
)
げ
掛
(
か
)
ける。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
見
(
み
)
ると、
敏
(
とし
)
ちゃんは、
石
(
いし
)
で、
石
(
いし
)
を
打
(
う
)
って、その
部分
(
ぶぶん
)
だけを
取
(
と
)
ろうとしています。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
limited or resitricted to no one part of the social, political, economical, or intellectual world(
社交界
(
しやかうかい
)
、
政治界
(
せいぢかい
)
、
經濟界
(
けいざいかい
)
、
又
(
また
)
は
知識界
(
ちしきかい
)
の
如何
(
いか
)
なる
部分
(
ぶぶん
)
にも
制限
(
せいげん
)
されざる)
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
そこは、
町
(
まち
)
をはなれてから、
幾
(
いく
)
十マイルとなくきたところでした。ある
日
(
ひ
)
のこと、
汽車
(
きしゃ
)
が
重
(
おも
)
い
荷物
(
にもつ
)
や、たくさんな
人間
(
にんげん
)
を
乗
(
の
)
せて
過
(
す
)
ぎていきましたときに、レールのある
部分
(
ぶぶん
)
に
傷
(
きず
)
がついたのであります。
負傷した線路と月
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
朝
(
あさ
)
から
晩
(
ばん
)
まで、
昼
(
ひる
)
から
夜
(
よる
)
まで——いや、そういう
区別
(
くべつ
)
もなく、
永久
(
えいきゅう
)
に、
暗
(
くら
)
く、ただ、
見得
(
みう
)
るかぎりの
世界
(
せかい
)
というものは、
切
(
き
)
り
削
(
けず
)
られた
赤土
(
あかつち
)
の
断層
(
だんそう
)
の一
部分
(
ぶぶん
)
と
煉瓦
(
れんが
)
の
堆積
(
たいせき
)
と、その
割
(
わ
)
れめからわき
出
(
だ
)
して
老工夫と電灯:――大人の童話――
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“部分”の意味
《名詞》
部分(ぶぶん)
全体を幾つかに分けたうちのひとつ。
点。側面。事項。
(出典:Wiktionary)
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“部分”で始まる語句
部分木
部分蝕
部分々々