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宮
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みや
ふりがな文庫
“
宮
(
みや
)” の例文
外に拙者と、お腰元が一人、お
松
(
まつ
)
といってこれは十八、仲働きが二十六のお
宮
(
みや
)
という忠義者、下女が二人、それに
鉄
(
てつ
)
という
仲間
(
ちゅうげん
)
がいる。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
嵯峨
(
さが
)
帝のお伝えで
女五
(
にょご
)
の
宮
(
みや
)
が名人でおありになったそうですが、その芸の系統は取り立てて続いていると思われる人が見受けられない。
源氏物語:13 明石
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
殊勝
(
しゆしよう
)
らしく
聞
(
きこ
)
えて
如何
(
いかゞ
)
ですけれども、
道中
(
だうちう
)
、
宮
(
みや
)
、
社
(
やしろ
)
、
祠
(
ほこら
)
のある
處
(
ところ
)
へは、
屹
(
きつ
)
と
持合
(
もちあは
)
せた
藥
(
くすり
)
の
中
(
なか
)
の、
何種
(
なにしゆ
)
のか、
一包
(
ひとつゝみ
)
づゝを
備
(
そな
)
へました。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鷺
(
さぎ
)
の
宮
(
みや
)
のあの家は売つてしまつたよ。いまは池上に銀行家の家を買つて、教祖とうちのものと一緒に住んでゐるが、これは立派だ。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
そこには、
白旗
(
しらはた
)
の
宮
(
みや
)
のまえから、追いつ追われつしてきた
小幡民部
(
こばたみんぶ
)
が、
穴山
(
あなやま
)
の
旗本
(
はたもと
)
雑兵
(
ぞうひょう
)
を八面にうけて、今や
必死
(
ひっし
)
に
斬
(
き
)
りむすんでいる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
浪打際
(
なみうちぎわ
)
を
歩
(
ある
)
いたように
感
(
かん
)
じたのはホンの一
瞬間
(
しゅんかん
)
、
私達
(
わたくしたち
)
はいつしか
電光
(
でんこう
)
のように
途中
(
とちゅう
)
を
飛
(
と
)
ばして、
例
(
れい
)
のお
宮
(
みや
)
の
社頭
(
しゃとう
)
に
立
(
た
)
っていました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そのとき、ふと、千
羽鶴
(
ばづる
)
を
造
(
つく
)
って、お
宮
(
みや
)
へ
捧
(
ささ
)
げたら、
自分
(
じぶん
)
だけは
神
(
かみ
)
さまをありがたく
思
(
おも
)
っている
志
(
こころざし
)
が
通
(
とお
)
るだろうと
考
(
かんが
)
えたのです。
千羽鶴
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これより
宮
(
みや
)
の
越
(
こし
)
驛に至る、
坦々
(
たん/\
)
砥
(
と
)
の如き
大路
(
たいろ
)
にして、木曾川は遠く開けたる左方の山の東麓を流れ、またその髣髴を得べからず。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
「なに
鴨
(
かも
)
の
宮
(
みや
)
の方の入口も、あれと同時に爆発して完全に閉じてしまったのです。化け物は
袋
(
ふくろ
)
の
鼠
(
ねずみ
)
です。もうなかなか出られやしません」
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それから、なるみ絞りの
鳴海
(
なるみ
)
。一里十二丁、三十一
文
(
もん
)
の駄賃でまっしぐらに
宮
(
みや
)
へ——
大洲観音
(
たいすかんのん
)
の
真福寺
(
しんぷくじ
)
を、はるかに駕籠の中から拝みつつ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
其の西応房は
尾州
(
びしゅう
)
中島郡
(
なかじまごおり
)
一
(
いち
)
の
宮
(
みや
)
の生れであったが、猟が非常に好きで、そのために
飛騨
(
ひだ
)
の国へ往って猟師を渡世にしていた。
女仙
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
町の
灯
(
あかり
)
は、
暗
(
やみ
)
の中をまるで海の
底
(
そこ
)
のお
宮
(
みや
)
のけしきのようにともり、
子供
(
こども
)
らの歌う声や
口笛
(
くちぶえ
)
、きれぎれの
叫
(
さけ
)
び声もかすかに聞こえて来るのでした。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
玄王の城の中に、金銀廟という
宮
(
みや
)
がありまして、白い塔が建っていて、そこには、
金目銀目
(
きんめぎんめ
)
の猫がまつってあるのです。それが、城の
護
(
まも
)
り神です。
金の目銀の目
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
皇后や
中宮
(
ちゅうぐう
)
やのおそばをつとめる身分高い女房は、時には
后
(
きさい
)
の
宮
(
みや
)
の妹君がつとめられたり、
公卿
(
くぎょう
)
の娘がつとめたりする。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
宮
(
みや
)
の
下
(
した
)
で下りて
少時
(
しばらく
)
待っているうちに、次の箱根町行が来たが、これも満員で座席がないらしいので躊躇していたら
箱根熱海バス紀行
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
一
(
いち
)
の
宮
(
みや
)
の渡を渡って分倍河原に来た頃は、空は真黒になって、北の方で
殷々闐々
(
ごろごろ
)
雷が攻太鼓をうち出した。農家はせっせとほし麦を取り入れて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
奈良井
(
ならい
)
、
宮
(
みや
)
の
越
(
こし
)
、
上松
(
あげまつ
)
、
三留野
(
みどの
)
、都合五か宿の木曾谷の庄屋問屋はいずれも
白洲
(
しらす
)
へ呼び出され、吟味のかどがあるということで退役を申し付けられ
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
蟠「
何処
(
どこ
)
からも
臀
(
しり
)
も
宮
(
みや
)
も来ず、友之助は三百両持って取りに来ようという気遣いもない、
先
(
ま
)
ず
私
(
わし
)
も一と安心した」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私は、その頃、少しばかり買物がございましたので、
三
(
さん
)
の
宮
(
みや
)
の『でぱあと』まで出むいていたのでございます。
両面競牡丹
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
ハナハダシキハコノ家ノ所在地ノ町名ガ、———左京区トイウヿマデハ分ルガ、
吉田
(
よしだ
)
牛
(
うし
)
ノ
宮
(
みや
)
町トイウ名ガ出テ来ナカッタ。僕ハ内心非常ナ不安ニ襲ワレタ。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
和
(
かず
)
の
宮
(
みや
)
様
御下向
(
ごげかう
)
の時、名を賜はつたと云ふ石燈籠も、やはり年々に拡がり勝ちな山吹の中に立つてゐた。しかしその何処かにある荒廃の感じは隠せなかつた。
庭
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おなじような
片歌
(
かたうた
)
の
話
(
はなし
)
が、やまとたけるの
尊
(
みこと
)
にもあります。この
尊
(
みこと
)
東國
(
とうごく
)
平定
(
へいてい
)
の
時
(
とき
)
、
甲斐
(
かひ
)
の
國
(
くに
)
酒折
(
さかをり
)
の
宮
(
みや
)
に
宿
(
やど
)
られて、
火
(
ひ
)
を
燃
(
もや
)
してゐた
翁
(
おきな
)
に、いひかけられました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
既に本年の夏やんごとなき宮様方が箱根の
宮
(
みや
)
の
下
(
した
)
へ成らせられた節に乳牛を二頭東京から宮の下へ連れて行って当座の事だから狭い牛小屋へ
繋
(
つな
)
いでありました。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
酒折
(
さかをり
)
の
宮
(
みや
)
、
山梨
(
やまなし
)
の
岡
(
をか
)
、
鹽山
(
ゑんざん
)
、
裂石
(
さけいし
)
、さし
手
(
で
)
の
名
(
な
)
も
都人
(
こゝびと
)
の
耳
(
みゝ
)
に
聞
(
き
)
きなれぬは、
小佛
(
こぼとけ
)
さゝ
子
(
ご
)
の
難處
(
なんじよ
)
を
越
(
こ
)
して
猿橋
(
さるはし
)
のながれに
眩
(
めくる
)
めき、
鶴瀬
(
つるせ
)
、
駒飼
(
こまかひ
)
見
(
み
)
るほどの
里
(
さと
)
もなきに
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
顔を上げると、
御香
(
ごこう
)
ノ
宮
(
みや
)
の白い塀の上に、硝煙が、噴出しては、風に散り、散っては、噴き出し、それと同時に、
凄
(
すさ
)
まじい音が、森に空に、家々に反響していた。
近藤勇と科学
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
おれは、
大和
(
やまと
)
の
日代
(
ひしろ
)
の
宮
(
みや
)
に
天下
(
てんか
)
を治めておいでになる、
大帯日子天皇
(
おおたらしひこてんのう
)
の
皇子
(
おうじ
)
、名は
倭童男王
(
やまとおぐなのみこ
)
という者だ。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
男は
逸早
(
いちはや
)
く彼の押へしシォールの
片端
(
かたはし
)
を奪ひて、その
中
(
うち
)
に身を
容
(
い
)
れたり。
宮
(
みや
)
は歩み得ぬまでに笑ひて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
御父帝がおかくれになってまだ
殯
(
もがり
)
の
宮
(
みや
)
に安置した御遺体のぬくもりがさめないうちに、もう軍旗をなびかせ弓はずをふりたてて挙兵され、帝位争奪の戦をなさるなど
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
たとえば薩摩薩摩郡
宮
(
みや
)
ノ
城
(
じょう
)
村大字
柊野
(
くきの
)
、同
高城
(
たかき
)
村字
柊平
(
くいひら
)
、これらはその附近に久木野という無数の大字・小字がなかったならば、人はその字義を怪しんだかも知れぬが
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
尤
(
もっと
)
も
老爺
(
おじい
)
さんの妻の父親が、上野
輪王寺
(
りんのうじ
)
の
宮
(
みや
)
に何か教えていた××
安芸守
(
あきのかみ
)
という旗本で、法親王が白河へお落ちになってから建白書のようなものを書いて死んだ人であり
旧聞日本橋:08 木魚の顔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
呼近づけ申樣は此度
聖護院
(
せいごゐん
)
の
宮
(
みや
)
御
配下
(
はいか
)
天一坊樣當表へ御出張に付御旅館
取調
(
とりしら
)
べの爲に拙寺が
罷越
(
まかりこし
)
候なり不案内の事ゆえ
萬端
(
ばんたん
)
其
許
(
もと
)
をお
頼
(
たのみ
)
申なりとて手箱の
中
(
うち
)
より用意の金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
太子
(
たいし
)
のお
住
(
す
)
まいになっていたお
宮
(
みや
)
は
大和
(
やまと
)
の
斑鳩
(
いかるが
)
といって、
今
(
いま
)
の
法隆寺
(
ほうりゅうじ
)
のある
所
(
ところ
)
にありましたが、そこの
母屋
(
おもや
)
のわきに、
太子
(
たいし
)
は
夢殿
(
ゆめどの
)
という
小
(
ちい
)
さいお
堂
(
どう
)
をおこしらえになりました。
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
太陽は入江の水平線へ
朱
(
しゅ
)
の一点となって没していった。
不弥
(
うみ
)
の
宮
(
みや
)
の
高殿
(
たかどの
)
では、
垂木
(
たるき
)
の
木舞
(
こまい
)
に
吊
(
つ
)
り
下
(
さ
)
げられた
鳥籠
(
とりかご
)
の中で、
樫鳥
(
かけす
)
が習い覚えた
卑弥呼
(
ひみこ
)
の名を一声呼んで眠りに落ちた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
そこで農事に委しい人を頼まうといふことになつて
相馬
(
さうま
)
藩から二
宮
(
みや
)
金
(
きん
)
二
郎
(
らう
)
(
尊徳
(
そんとく
)
翁の
子
(
し
)
、其頃五十餘の
大兵
(
だいへう
)
な人)を
喚
(
よ
)
び、伊豆の代官
江川
(
えがは
)
氏の
手附
(
てづき
)
の
河野鐵平
(
かうのてつへい
)
といふ人をも
召
(
めし
)
た。
兵馬倥偬の人
(旧字旧仮名)
/
塚原渋柿園
、
塚原蓼洲
(著)
拠無
(
よんどころな
)
く夕方から徒歩で
大坂
(
おおさか
)
まで
出掛
(
でかけ
)
る途中、
西
(
にし
)
の
宮
(
みや
)
と
尼
(
あま
)
が
崎
(
さき
)
の
間
(
あい
)
だで非常に
草臥
(
くたび
)
れ、
辻堂
(
つじどう
)
の
椽側
(
えんがわ
)
に腰を
掛
(
かけ
)
て休息していると、脇の細道の方から
戛々
(
かつかつ
)
と音をさせて何か来る者がある
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
人家すべて二十を数える碓氷峠の
上
(
かみ
)
の
宮
(
みや
)
の前の町、一点に立てば全宿を見通すことも、全宿の通行人をいちいち検分することもできる。さりとて、わが先生の
大蛇
(
おろち
)
の鼾が聞えない。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
やがてのんべえ は
樹深
(
こぶか
)
い
裏山
(
うらやま
)
のお
宮
(
みや
)
の
前
(
まへ
)
にあらはれました。そして
地
(
ぢ
)
べたに
跪
(
ひざまづ
)
いて
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
島
(
しま
)
の
宮
(
みや
)
まがりの
池
(
いけ
)
の
放
(
はな
)
ち
鳥
(
どり
)
人目
(
ひとめ
)
に
恋
(
こ
)
ひて
池
(
いけ
)
に
潜
(
かづ
)
かず 〔巻二・一七〇〕 柿本人麿
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
高倉
(
たかくら
)
の
宮
(
みや
)
の
宣旨
(
せんじ
)
、
木曾
(
きそ
)
の
北
(
きた
)
、
關
(
せき
)
の
東
(
ひがし
)
に普ねく渡りて、源氏
興復
(
こうふく
)
の氣運漸く迫れる頃、入道は上下萬民の望みに
背
(
そむ
)
き、愈〻都を攝津の福原に
遷
(
うつ
)
し、天下の亂れ、國土の騷ぎを
露
(
つゆ
)
顧みざるは
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
最愛の夫人
紫
(
むらさき
)
の
上
(
うえ
)
の死もそれである。
女三
(
にょさん
)
の
宮
(
みや
)
の物の
紛
(
まぎ
)
れもそれである。
『新新訳源氏物語』あとがき
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
伏見戦争の
後
(
あと
)
で直ぐ、
朝命
(
てうめい
)
を蒙つて征討将軍の
宮
(
みや
)
に
随従
(
ずゐしう
)
し北陸道の鎮撫に出掛けたと云ふ手紙や、一時
還俗
(
げんぞく
)
して岩手県の
参事
(
さんじ
)
を拝命したと云ふ
報知
(
しらせ
)
は、其の
時々
(
とき/″\
)
に来たが、
少
(
すこ
)
しの
仕送
(
しおく
)
りも無いので
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
その頃修善寺には
北白川
(
きたしらかわ
)
の
宮
(
みや
)
がおいでになっていた。東洋城は
始終
(
しじゅう
)
そちらの方の
務
(
つとめ
)
に追われて、つい一丁ほどしか隔っていない菊屋の別館からも、容易に余の宿までは来る事ができない様子であった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
幽
(
かく
)
り
宮
(
みや
)
月
(
つき
)
のかげせしひと夜ゆゑ恋ひつゝわびぬこの年頃を(残紅)
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
澄みわたりいよよ静けき時今を
宮
(
みや
)
成らすらしみ
気配
(
けはひ
)
聴かゆ
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
それは「
木
(
き
)
の
宮
(
みや
)
運送店」というのでした。
魔法人形
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
裝
(
よそほ
)
ひ
似
(
に
)
ざるうれたさに、
宮
(
みや
)
にまゐりて
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
薔薇
(
さうび
)
の
宮
(
みや
)
となづけつつ
草わかば
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
珊瑚
(
さんご
)
の
宮
(
みや
)
に
恋
(
こひ
)
を
得
(
え
)
て
友に
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
山城
(
やましろ
)
の
筒木
(
つつき
)
の
宮
(
みや
)
で
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ぎい……とふいに、
白旗
(
しらはた
)
の
宮
(
みや
)
の
狐格子
(
きつねごうし
)
がなかからあいた。そして、むっくり姿をあらわしたのは、なんのこと、
鞍馬山
(
くらまやま
)
の
竹童
(
ちくどう
)
であった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“宮”の意味
《名詞》
(みや、キュウ) 権力者の住処。狭義では、天皇の住処。
(みや) 皇族、宮家のこと。
(みや) 神社のこと。
(出典:Wiktionary)
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
“宮”を含む語句
宮殿
迷宮
後宮
宮中
宮内
宮城
神宮
離宮
殯宮
内宮
上宮
大宮人
斎宮
大宮
宵宮
宮守
外宮
春宮
宮仕
宮人
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