“内宮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ないぐう40.0%
ないく20.0%
うちみや20.0%
ないくう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内宮ないぐう参詣さんけいした時にも、長者は外宮げぐうのような不敬な詞を繰返しました。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
内宮ないくさんも外宮げっくさんも二十一年目には必ず御改築になりますが、その折土地の者が総出になって材木を曳くのでございます。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
伊勢神宮の内宮うちみやは、往古いにしえから二十一年ごとに、新しゅう改造する制であったが、応仁おうにんの乱以後は、そのこともすたれて、ここも荒るるにまかせてあったを、おことの父信秀には、その御式の復古に
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
内宮ないくう外宮げくうの間にあるからあいやまというのであって、その山を切りひらいて道を作ったのは天正年間のことだそうであります。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)