“宮内卿”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
くないきょう	50.0%
ロオド・ステュワート	50.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

くないきょう(逆引き)

明石のような田舎に相当な乳母（めのと）がありえようとは思われないので、父帝の女房をしていた宣旨（せんじ）という女の娘で父は宮内卿（くないきょう）宰相だった人であったが、母にも死に別れ

源氏物語：14 澪標 (新字新仮名) ／紫式部(著)

ロオド・ステュワート(逆引き)

大侍従長（グレイト・チャンバレン）と宮内卿（ロオド・ステュワート）と、伯爵元帥（アール・サーシャル）とは別であるが、しかし、いずれにしてもエセックスは、この新華族のノッチンガム伯爵に席を譲らざるをえなくなるわけだった。

エリザベスとエセックス (新字新仮名) ／リットン・ストレイチー(著)

“宮内卿（宮内省）”の解説

宮内省（くないしょう、宮內省）は、古代と近代の日本に存在した皇室事務を司る官庁。古代の宮内省は律令制下の官制における八省の一つであり、宮内卿以下が宮廷庶務を担った。近代の宮内省は1869年（明治2年）に古代の宮内省に倣って太政官制のもとで発足した組織で、当初の長官は宮内卿だったが、1885年以降の内閣制度下においては宮中と行政各官庁は区別され、宮内省を所管する宮内大臣は内閣の閣員とはされず独立していた。GHQ占領下の1946年（昭和21年）に縮小再編され、1947年（昭和22年）に宮内府、1949年（昭和24年）に現在の宮内庁となった。
(出典:Wikipedia)