“高城”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかき50.0%
たかぎ25.0%
たかしろ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば薩摩薩摩郡みやじょう村大字柊野くきの、同高城たかき村字柊平くいひら、これらはその附近に久木野という無数の大字・小字がなかったならば、人はその字義を怪しんだかも知れぬが
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
声を掛けたのは、高城たかぎ鉄也という、東京新報の花形記者で、足の勇とは商売敵に当るのですが、敵愾心てきがいしんよりは友情の方をどっさり持って居ようという、優秀な感じのする若い男でした。
女記者の役割 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
彼の手びきで、寄手の潜兵は、峰の奥深くへ廻って、ふいに愛染宝塔のきょをつき、うしろの高城たかしろ詰城つめじろまで焼きはらった。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)