“詰城”の読み方と例文
読み方割合
つめじろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の手びきで、寄手の潜兵は、峰の奥深くへ廻って、ふいに愛染宝塔のきょをつき、うしろの高城たかしろ詰城つめじろまで焼きはらった。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
千早の詰城つめじろに、主将正成を中心におよそ五百。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)