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『箱根熱海バス紀行』
ふりがな文庫
『
箱根熱海バス紀行
(
はこねあたみバスきこう
)
』
朝食の食卓で偶然箱根行の話が持上がって、大急ぎで支度をして東京駅にかけつけ、九時五十五分の網代行に間に合った。二月頃から、一度子供連れで熱海へでも行ってみようと云っていたが、日曜というと天気が悪かったり、天気がいいと思うときっと何かしら差障 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「短歌研究」1935(昭和10)年6月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
暈
(
よい
)
間
(
げん
)
海鰻
(
うみうなぎ
)
長
(
たけ
)
奴
(
やっこ
)
大船
(
おおふな
)
癒
(
い
)
堰
(
せ
)
遊山
(
ゆさん
)
輻湊
(
ふくそう
)
蟋蟀
(
こおろぎ
)
沢
(
さわ
)
遥々
(
はるばる
)
草臥
(
くたび
)
船暈
(
ふなよい
)
網代
(
あじろ
)
長閑
(
のどか
)
閊
(
つか
)
生創
(
なまきず
)
熱海
(
あたみ
)
渾然
(
こんぜん
)
馴染
(
なじみ
)
洗粉
(
あらいこ
)
三島
(
みしま
)
槍
(
やり
)
挟箱
(
はさみばこ
)
少時
(
しばらく
)
宮
(
みや
)
宅
(
うち
)
大湯
(
おおゆ
)
塔
(
とう
)
土堤
(
どて
)
名残
(
なごり
)
吉浜
(
よしはま
)
創痕
(
きずあと
)
伴奴
(
ともやっこ
)
他所
(
よそ
)
下
(
した
)