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洗粉
ふりがな文庫
“洗粉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あらいこ
57.1%
あらひこ
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらいこ
(逆引き)
たった一台交通規則を無視した車がいたため数十台が迷惑するというのがこういう場合の通則である。「クラブ
洗粉
(
あらいこ
)
」の旗を立てた車も幾台かいた。
箱根熱海バス紀行
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
俊助は軽蔑とも同情とも判然しない一種の感情に動かされながら
三度
(
みたび
)
こう呟いて、クラブ
洗粉
(
あらいこ
)
の広告電燈が目まぐるしく明滅する下を、静に赤い
停留場
(
ていりゅうば
)
の柱の方へ歩き出した。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
洗粉(あらいこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
あらひこ
(逆引き)
金時計
(
きんどけい
)
は
當
(
あた
)
らないで、こんなものが
中
(
あた
)
つたと
云
(
い
)
つて、
袂
(
たもと
)
から
倶樂部
(
くらぶ
)
洗粉
(
あらひこ
)
を
一袋
(
ひとふくろ
)
出
(
だ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
耕す畑も田もないから、仕方なく爺さんは
楊枝
(
やうじ
)
、
歯磨
(
はみが
)
き、
洗粉
(
あらひこ
)
などを行商して、いくらかのお
銭
(
あし
)
を取り、婆さんは他人の
洗濯
(
せんたく
)
や針仕事を頼まれて、さびしい暮しをつゞけてをりました。
竜宮の犬
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
洗粉(あらひこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
洗
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“洗”で始まる語句
洗
洗濯
洗足
洗湯
洗髪
洗濯物
洗煉
洗馬
洗滌
洗面所
“洗粉”のふりがなが多い著者
宮原晃一郎
内田魯庵
夏目漱石
与謝野晶子
寺田寅彦
芥川竜之介