『友に（ともに）』

友よ恨まじ今日よりは ねたまじ、君は濃藍の 底見えわかぬわたづみの 珊瑚の宮に恋を得て 幸くあり、とに思ひ止まむ。 濃藍たゞえて見えわかぬ わたづみ底の恋なれば 誰が子誰が子の手をとりて 口つけかはし笑みかはし ありともいかで名を知らむ。 …

著者	末吉安持
ジャンル	文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約1分（500文字/分）
朗読目安時間	約2分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

愛（あひ） 上（へ） 失（うし） 尽（じん） 幸（さき） 辺（ほと） 仰（あふ） 底（ぞこ） 上（うえ） 昨夜（よべ） 嫉妬（ねたみ） 晒（さ） 笑（ゑ） 誰（た） 匂（にほ） 恋人（こひゞと） 恋（こひ） 円（まど） 今日（けふ） 相合（あひあ） 濃藍（こあゐ） 枯（から） 月（ぐわつ） 荒磯（ありそ） 恋（こ） 魂（たま） 光（ひか） 土着（つちき） 花（はな） 滅（ほろ） 濃藍（のうらん） 濡（ぬ） 照（て） 珊瑚（さんご） 咀（のろ） 知（し） 砂（すな） 君（きみ） 膿（うみ） 飛（と） 花片（はなびら） 名（な） 蕾（つぼみ） 見（み） 口（くち） 貝（かい） 友（とも） 降（ふ） 雨（あめ） 日（ひ） 得（え） 思（おも） 怨疾（をんしつ） 帆（ほ） 寄藻（よりも） 宮（みや） 恨（うら） 悩（なや） 安（やす） 手（て） 底見（そこみ） 日毎（ひごと） 子（こ） 乱（みだ） 夜毎（よごと） 朽（く） 夏（なつ） 止（や） 歯（は） 死（し） 法（のり）