“上宮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみのみや25.0%
かむつみや25.0%
しやうきゆう25.0%
しょうぐう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく申す者は信濃国諏訪の上宮かみのみやの住人、茅野大夫光家の子、茅野太郎光広と申す者。必ず一条次郎殿の手の方を尋ねるのではないが、弟の茅野七郎がそこにおるからじゃ。
蘇我臣そがのおみ入鹿ひとり、上宮かむつみやみこたちてて、古人大兄ふるひとおひねを立てて、天皇と為さむとすることをはかる。」
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
木形に上角しやうかく、大角、左角、釱角ていかく、判角あり、火形に上徴しやうちよう、質徴、少徴、右徴、質判しつはんあり、土形に上宮しやうきゆう、大宮、加宮、少宮、左宮あり、金形に上商しやうしやう釱商ていしやう、左商、大商、少商あり、水形に上羽しやうう、大羽
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
成程銅の大鳥居から四十二丁の上宮しょうぐう迄は樹海の中を登りつめるので、見はらしはなし、谿流は添わず、大英彦全体を眺める事の出来ない凹凸の多い山なので、ひととおりの登山丈では
英彦山に登る (新字新仮名) / 杉田久女(著)