“金目銀目”の読み方と例文
読み方割合
きんめぎんめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄王の城の中に、金銀廟というみやがありまして、白い塔が建っていて、そこには、金目銀目きんめぎんめの猫がまつってあるのです。それが、城のまもり神です。
金の目銀の目 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
私、その猫に、一心いっしんに祈った。そして、金目銀目きんめぎんめの猫、見つかった。それで、私、なお祈った。無事に蒙古もうこへ帰られるかどうか、赤土で猫を作って、うらないした。
金の目銀の目 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「もしもし、金目銀目きんめぎんめの猫が、どこかへ行ってしまいました。こちらに来ませんでしたか」
金の目銀の目 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)