“それ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソレ
語句 | 割合 |
---|---|
夫 | 38.3% |
其 | 25.1% |
某 | 5.3% |
其品 | 1.5% |
其事 | 0.9% |
其人 | 0.9% |
其処 | 0.9% |
其金 | 0.7% |
其男 | 0.7% |
其衣 | 0.7% |
其刀 | 0.7% |
其家 | 0.7% |
其車 | 0.7% |
其言 | 0.4% |
其包 | 0.4% |
其声 | 0.4% |
其夜 | 0.4% |
其帳 | 0.4% |
其方 | 0.4% |
其船 | 0.4% |
其雛形 | 0.4% |
外 | 0.4% |
逸 | 0.4% |
乙 | 0.2% |
其寺 | 0.2% |
其書 | 0.2% |
其茶 | 0.2% |
其菓 | 0.2% |
甲 | 0.2% |
其原 | 0.2% |
其塊 | 0.2% |
其塩 | 0.2% |
其子 | 0.2% |
其橋 | 0.2% |
其殿 | 0.2% |
其毛 | 0.2% |
其滓 | 0.2% |
其粥 | 0.2% |
其貨 | 0.2% |
其道 | 0.2% |
其馬 | 0.2% |
他 | 0.2% |
全盛 | 0.2% |
其仏 | 0.2% |
其位 | 0.2% |
其便 | 0.2% |
其像 | 0.2% |
其剣 | 0.2% |
其友 | 0.2% |
其国 | 0.2% |
其堂 | 0.2% |
其女 | 0.2% |
其室 | 0.2% |
其尼 | 0.2% |
其屍 | 0.2% |
其岩 | 0.2% |
其島 | 0.2% |
其布 | 0.2% |
其帽 | 0.2% |
其庭 | 0.2% |
其式 | 0.2% |
其或 | 0.2% |
其教 | 0.2% |
其日 | 0.2% |
其暦 | 0.2% |
其本 | 0.2% |
其板 | 0.2% |
其果 | 0.2% |
其椀 | 0.2% |
其櫛 | 0.2% |
其涕 | 0.2% |
其物 | 0.2% |
其獣 | 0.2% |
其画 | 0.2% |
其病 | 0.2% |
其的 | 0.2% |
其皮 | 0.2% |
其盃 | 0.2% |
其石 | 0.2% |
其穴 | 0.2% |
其箱 | 0.2% |
其紙 | 0.2% |
其繩 | 0.2% |
其罪 | 0.2% |
其肉 | 0.2% |
其舞 | 0.2% |
其色 | 0.2% |
其芽 | 0.2% |
其荷 | 0.2% |
其薬 | 0.2% |
其袋 | 0.2% |
其話 | 0.2% |
其語 | 0.2% |
其諸 | 0.2% |
其長 | 0.2% |
其門 | 0.2% |
其霰 | 0.2% |
其香 | 0.2% |
其駅 | 0.2% |
其魚 | 0.2% |
其鳥 | 0.2% |
刀箱 | 0.2% |
吉村 | 0.2% |
彼女 | 0.2% |
然 | 0.2% |
翦 | 0.2% |
芸者 | 0.2% |
那 | 0.2% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『なぜ、あなた、夫では、此頃そんなに悲しそうにして居らしやるの? 私はあなたを捨てゝ広島へ行くのが何だか心許ないの……』
死線を越えて:01 死線を越えて (新字旧仮名) / 賀川豊彦(著)
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
エンゴン寺 其寺がかねてタシ・ルフンプー寺の老僧に教えられて居った文法学者の居るエンゴンという寺である。そこで公道を取らずにそのエンゴンという寺へわざわざ上って参りました。
それから早速其菓をうまいとも何とも分らずに喰ってしまいそれからその若い男にどこかこの辺に私の泊る所があるまいか、食物も欲しいからと言いましたところが
それを入れてうまく捏ねてそうして其塊を右の手でよく握り固めて喰います。もちろん朝から肉は喰いますので、その肉はやはり乾肉と生肉とそれから煮たのと三種類です。
其子が教師にふざけて居る。いかにもその様子の馴れ馴れしいこと実に教師の子ではあるまいかと思いましたが、しかしその方は純粋の僧侶であるから妻君がないに極って居る。
その翌二十日また川の辺に沿うて東北に向って二里ばかり、田畑の中を進んで参りますと大きな橋がございました。其橋を渡って東北に一里半ばかり参りますとシン・ゾンカーという駅がある。
その時分には大分大きなもので商隊を組立てて、あるいは百疋ないし二百疋の馬に二十人ないし三十人の人が付いて、其馬に載せ得らるるだけの荷物を積んで交易に出かけるです。
「雪峰チーセからこっちに来る時分に何か商人体の者に逢わなかったか。実は俺の友達がこの辺をうろついて居るので其友を捜して居るのだ。」「いやそういう者に逢わなかった。」
其獣は雪の中に居る猫のような形で——猫よりは少し胴が長いけれども——その毛は非常に柔かで温かなものである。それはチベットでも一番高価に売られる毛皮である。
「餓鬼のくせに、とんでもねえことを言やアがる。てめえが其箱を引っさらって逃げたこたア、天道さまも御照覧じゃあねえか」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
で舞踏をやる時分には其舞に和して謡いますので、チベット婦人および男子はその舞踏程面白いものがないように思って居るらしい。大抵この舞踏を嫌う人はチベットにはほとんどない位です。
それから私はシナ人であると言いましたらシナ人ならシナ語が出来るかと言う。其語は知っておると答えました大胆に……するとまたシナ語の少し分って居る人間を引っ張って来たです。
その川岸の少し北に当ってニューク・ターサムという駅場がある。しかしそのターサムへは着かずに其駅を左にして東に行くこと一里ばかりにしてある山の腹に泊りました。
「吉村も道楽者なの。」と、言いにくそうに言った。「あなたさぞ私に愛想が尽きたでしょう。」
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)