“其的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのまと50.0%
それ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
𤢖ははたして人間よりもおろかであった。松明の火が消されると共に、にわかに石を投げ初めた。巡査等は身をかがめて其的そのまとに立つのを避けた。敵はいよいよ増長して、穴の奥から二匹三匹這い出して来た。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それからまた向うの方へ的を拵えて置いて其的それへ大きな石をぶん投げて落してしまうというような遊びもするです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)