“渡人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わたしびと50.0%
わたりて50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
依て渡人わたしびとなる土人に其詳細を聴くに、道路は深くして腰を浸すべし、しいて藻岩に行くには堤防を行き、夫より畑の中を通り、遥に見ゆる処の小屋に至り、夫れより間道を通らば藻岩に至ると。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
余程妙なもので、ヤク三疋の皮を集めて其皮それを縫い合せ、その縫い目に水の浸み込まないように漆を塗り付けて水に浮べますので、冬でも沢山に渡人わたりてがなければその皮の船で渡るんです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)