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末頃
ふりがな文庫
“末頃”の読み方と例文
読み方
割合
すゑごろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すゑごろ
(逆引き)
霜月
(
しもつき
)
の
末頃
(
すゑごろ
)
である。
一晩
(
ひとばん
)
、
陽氣違
(
やうきちが
)
ひの
生暖
(
なまぬる
)
い
風
(
かぜ
)
が
吹
(
ふ
)
いて、むつと
雲
(
くも
)
が
蒸
(
む
)
して、
火鉢
(
ひばち
)
の
傍
(
そば
)
だと
半纏
(
はんてん
)
は
脱
(
ぬ
)
ぎたいまでに、
惡汗
(
わるあせ
)
が
浸
(
にじ
)
むやうな、
其
(
その
)
暮方
(
くれがた
)
だつた。
夜釣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
其
(
それ
)
に
継
(
つ
)
いでは
新著百種
(
しんちよひやくしゆ
)
の
末頃
(
すゑごろ
)
に
離鴛鴦
(
はなれをし
)
と
云
(
い
)
ふのを書いたが、
那
(
それ
)
が名を
成
(
な
)
す
端緒
(
たんちよ
)
であつたかと思ふ
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
末頃(すゑごろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
頃
常用漢字
中学
部首:⾴
11画
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末子
末世
末梢
末路
末席
末代
“末頃”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花