“其菓”の読み方と例文
読み方割合
それ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはこのチベットのチャンタンにおいては無上の菓子として人に贈りあるいは珍来の客にすすめるものであるが其菓それを私に一箇くれたです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
それから早速其菓それをうまいとも何とも分らずに喰ってしまいそれからその若い男にどこかこの辺に私の泊る所があるまいか、食物も欲しいからと言いましたところが
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
で、茶を飲みながら其菓それを喰いますが、別段日本のようにまず明けましておめでとうと言うような事もないのです。まず喰うのが何よりの楽しみで、それから肉を沢山喰う。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)