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其人
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それ
ふりがな文庫
“
其人
(
それ
)” の例文
其人
(
それ
)
が私に御膳を上げたいからと言って
窃
(
ひそか
)
に招待致しましたからそこに参りますと、私を全くもって英国の国事探偵吏であるという
認
(
みとめ
)
を付けました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
お別れ申すが惜しいと言つても是れが夢ならば仕方のない事、さ、お出なされ、私も歸ります、更けては路が淋しう御座りますぞとて空車引いてうしろ向く、
其人
(
それ
)
は東へ、
此人
(
これ
)
は南へ
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
其人
(
それ
)
が
衙門
(
がもん
)
へ指してお勤めに行く。時間はごく僅かで務めのほかは遊んで居る。薬屋の
主
(
あるじ
)
と非常に親しいものですからいつもこの薬屋へ来ていろいろの話をする。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
お別れ申すが惜しいと言つてもこれが夢ならば仕方のない事、さ、お
出
(
いで
)
なされ、私も帰ります、
更
(
ふ
)
けては路が淋しう御座りますぞとて
空車
(
からぐるま
)
引いてうしろ向く、
其人
(
それ
)
は東へ、
此人
(
これ
)
は南へ
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
其人
(
それ
)
がこの学者の弟子だそうです。そこで私が西北原の人であると言うて入って居ることの
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
▼ もっと見る
お
別
(
わか
)
れ
申
(
まを
)
すが
惜
(
を
)
しいと
言
(
い
)
つても
是
(
こ
)
れが
夢
(
ゆめ
)
ならば
仕方
(
しかた
)
のない
事
(
こと
)
、さ、お
出
(
いで
)
なされ、
私
(
わたくし
)
も
歸
(
かへ
)
ります、
更
(
ふ
)
けては
路
(
みち
)
が
淋
(
さび
)
しう
御座
(
ござ
)
りますぞとて
空車
(
からぐるま
)
引
(
ひ
)
いてうしろ
向
(
む
)
く、
其人
(
それ
)
は
東
(
ひがし
)
へ、
此人
(
これ
)
は
南
(
みなみ
)
へ
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“其人”で始まる語句
其人也
其人数
其人數
其人間
其人温厚謙恪