“其粥”の読み方と例文
読み方割合
それ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其粥それは施主があって施すので、その中には肉が大分に入って居る。その粥なり茶を受ける椀は小さいので三合、大きなので五合位入るのを持って来て居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
晩は大抵麦粉のおかゆ、その中へ乾酪ほしちち、大根、脂肪肉等を少し入れうまく拵えて其粥それをすするのです。バタ茶は大抵隙間もなく机の上の茶碗に注がれてある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)