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其式
ふりがな文庫
“其式”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
それしき
75.0%
それ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それしき
(逆引き)
偶を求む牝猫は
其式
(
それしき
)
の崖や渓を
何
(
にゃん
)
とも思わず一心に走り廻って、牡猫の情を受け返るを、知らぬは亭主ばかりなりで、猫を木の股から生まるるごとく想いいたのだ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
何にも
当
(
あて
)
はなかったけれど、
其式
(
それしき
)
の負債は
直
(
じ
)
き償却して見せるように広言を吐き、月々なし崩しの金額をも
極
(
き
)
めて再び出京したが、出京して見ると、物価騰貴に付き下宿料は上る、小遣も余計に
入
(
い
)
る
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
其式(それしき)の例文をもっと
(3作品)
見る
それ
(逆引き)
そこでこの二つの品を花聟の母は花嫁を始め送り迎えの人々に少しずつ遣りますと、彼らはいちいちこれを手の平に受けて
舐
(
ねぶ
)
るです。
其式
(
それ
)
が終ってからその母の案内に従って堂内に入って行く。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
其式(それ)の例文をもっと
(1作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
式
常用漢字
小3
部首:⼷
6画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後
“其式”のふりがなが多い著者
河口慧海
南方熊楠
二葉亭四迷