“其堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そこ50.0%
それ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも其堂そこへお越しになることもあれば成らぬこともありますので、その法会に集まる僧侶がおよそ二万人位のものです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
其堂そこを通り抜けると中央に東西五間に南北六間位の庭がある。其庭それもやはり一体に板石が敷き詰めてありますが其庭そこは下等の僧侶そうりょが集まってお経を読みまた茶を飲み麦焦しを食う所です。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
其れに今は屏風坂を登つて右の方に大師堂があるが、彼の大師様は三十六坊をグル/\廻つたもので、月の晦日と三日が縁日、今は御堂が出来て其堂それへ落着いたが
下谷練塀小路 (新字旧仮名) / 正岡容(著)