よろずやのおかみさんはあわてて、となりの大工さんとこへ走りこみ、井戸ばたでせんたくものをつけているおかみさんに大声でいった。
と、日数をかぞえたり、若夫婦のために、奥の書斎と古い一棟を、大工でも入れて、すこし手入れもせねばなどといいはじめた。
まるたんぼうのはしを、大工さんがのみで、ちょっちょっとほってできたようなその顔を、久助君はまぢかにつくづくと見た。
“大工”の意味
《名詞》
大工(だいく)
木造の建築物や構造物などの建築、修理などを行う職人。
奈良時代、平安時代に木工寮修理織大宰府に属していた小工などを使い営作などの技術指導をする役人の長
中世の建築工事組織における職種ごとの長
(出典:Wiktionary)
大工(だいく)
(出典:Wiktionary)
“大工”の解説
大工(だいく)とは、主として木造建造物の建築・修理を行う職人のこと。古くは建築技術者の職階を示し、木工に限らず各職人を統率する長、または工事全体の長となる人物をさしていた、番匠(ばんじょう)とも。現在の建築業界においてはさまざまな新しい技術や工法、新建材の知識はもとより、建築工程をまとめる過程において建築業務に携わる他職人や業者の関連業務知識が必要とされる場合があり、現在でも木造建築の建築業務などにおいては実質的現代棟梁であるとされる場合が多い。
(出典:Wikipedia)
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