“三田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みた89.7%
さんだ10.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく是等を救助せずして静まるべきの筋にあらずとて、先づ救民小屋造立つくりたての間、本所回向院えこういん谷中やなか天王寺、音羽おとは護国寺、三田みた功運寺
今あの通り酒井さかいの人数が三田みたの薩州屋敷を焼払やきはらって居るが、れが何でもない事で天下奉平たいへい、安全の世の中になるまいものでもない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
東京に三田みたあり、摂州せっしゅう三田さんだあり。兵庫の隣に神戸こうべあれば、伊勢の旧城下に神戸かんべあり。俗世界の習慣はとても雅学先生の意に適すべからず。貧民は俗世界の子なり。
小学教育の事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
福知山から三田さんだ行に乗り換えた時には、もう汽車の中にまで夕闇が迫っていた。
むかでの跫音 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)