“焼払”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やきはら66.7%
やきはらっ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、喜田川三郎に常識があるならば、自分の名誉を救うために、不貞の妻の日記と、奸夫千束守の手紙は、形も残さずに焼払やきはらうのが本当です。
又船から陸にむかっての砲撃もなか/\はげしく、海岸の建物は大抵焼払やきはらうて是れも容易ならぬ損害であったが、つまる所、勝負なしの戦争とうのは
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
今あの通り酒井さかいの人数が三田みたの薩州屋敷を焼払やきはらって居るが、れが何でもない事で天下奉平たいへい、安全の世の中になるまいものでもない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)