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手薄
ふりがな文庫
“手薄”の読み方と例文
読み方
割合
てうす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てうす
(逆引き)
當に行先々の氣配りに
難儀
(
なんぎ
)
艱難辛苦
(
かんなんしんく
)
とも
云
(
いは
)
ん方なき事どもなり漸々にして三州岡崎迄は
來
(
きたれ
)
ども
素
(
もと
)
より
手薄
(
てうす
)
の其上に旅の日數も重なれば手當の
金子
(
かね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
簡單
(
かんたん
)
な
普請
(
ふしん
)
には
大工
(
だいく
)
が
少
(
すこ
)
し
鑿
(
のみ
)
を
使
(
つか
)
つた
丈
(
だけ
)
で
其
(
その
)
他
(
た
)
は
近所
(
きんじよ
)
の
人々
(
ひと/″\
)
が
手傳
(
てつだ
)
つたので
仕事
(
しごと
)
は
只
(
たゞ
)
一
日
(
にち
)
で
畢
(
をは
)
つた。
長
(
なが
)
い
嵩張
(
かさば
)
つた
粟幹
(
あはがら
)
で
手薄
(
てうす
)
く
葺
(
ふ
)
いた
屋根
(
やね
)
は
此
(
こ
)
れも
職人
(
しよくにん
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
らなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
その別れぎわに、男はきのうから世話になったお礼をしたいが、路用は
手薄
(
てうす
)
であるし、ほかには持ち合わせも無いから、これを置いて行く。しかし今すぐに使ってはいけない。
半七捕物帳:47 金の蝋燭
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
手薄(てうす)の例文をもっと
(6作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
薄手
薄元手
“手薄”のふりがなが多い著者
作者不詳
長塚節
島崎藤村
夏目漱石
吉川英治
岡本綺堂